※前編(i☆Ris初の日本武道館公演開催!プリパラからファルルが応援で登場も)から
そんな楽しい時間もいよいよ終盤。メンバーそれぞれからコメントが。
澁谷は、「この日のために生きてこれたんだなと思います。ここまで来るまでに、たくさん、たくさん悔しい思いもしたし自分情けないなと思うこともあったけど、ようやくきょう自分のことも褒めてあげられる、そんな日になったと思います。私はお洋服のモデルだったりDJだったり『i☆Ris』と声優以外にもいろんなことに挑戦させて頂く機会があったので、来年はもっともっと。たくさんの夢があるので、それをかなえていけるように、それをみなさんに届けていけるように、もっともっと澁谷梓希を届けられるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします。みんなのこと大好きです。心から愛しています!」。
久保田は、涙ぐみながら「みんなにというか、スタッフさんとか、メンバーとかみーんなに伝えたいのは、私に歌とかダンスとか、自分が苦手だったことを楽しいと思わせてくれて本当にありがとうございます。4年前オーディションを受けたとき、歌とかダンスが好きか嫌いかと言ったらぶっちゃけ嫌いな部類で、レッスンとかも大変だなとかつらいなと思ったりしたけど、お披露目のイベントで、小さいイベントでも大きいイベントでも、みんなが最高の笑顔を見せてくれるから、つらいとか、不安とか、怖いとか、苦手とか、そういうのが全部吹っ飛んで、すごく楽しいと思えるんです!これからも、その楽しいという気持ちをみんなに伝えていきたいです。みんなもその楽しいという気持ちを見届けてくれたら嬉しいなと思います」。
若井も涙を浮かべつつ、「私は正直、『i☆Ris』に入ったときは、正直自分がずっと追いかけていたという夢とは違って、声優もアイドルは自信がないし、受け入れるのには時間がかかったんです。でも、4年間こうして活動してきて、いまはこんなに楽しいって……仕事もライブもこんなに楽しいって思えるようになりました。私の今の夢は『i☆Ris』として、これからもたくさんみんなに知ってもらえること。私個人の本当にかなえたい夢をかなえること。それをかなえるには、応援してくれるスタッフのみなさんやファンのみなさんに本当に心から恵まれているなと思っているからです。本当に4年間ありがとうございました!これからもよろしくお願い致します!」。
茜屋は、「私はずっと、自分のことを好きになれなくて、自分に自信が持てなくて、『i☆Ris』でいる時に、私は何の役に立っているんだろうと、そんなことばっかりデビューしたてのころは考えていました。そうやって自分の中で溜め込んで、溜め込んで見放さないでいてくれた、メンバーのみんなや、スタッフさんや家族、親友、友達。ごめんなさいという気持ちもいっぱいあるけど、きょうは悲しい気持ちで過ごしたくないのでありがとうと言わせてください。私は不器用で自分の気持ちをいつもまっすぐ伝えられなくて、もしかしたらたくさんの人に迷惑掛けちゃっているかもしれないけど、本当はみんなのこと大好きで、メンバーのこと大好きでこの6人だから日本武道館に立てたなって思います。きょうの武道館では、ここからの可能性を見せるステージにしたいと思っていたので、そんな可能性をみなさんに感じて頂けていたら嬉しいのですが、感じてもらえたかな?(客席から歓声と拍手が返る)本当にありがとうございます!『i☆Ris』としても茜屋日海夏としても、私はここで止まるつもりはありません。ついてきてください!ありがとうございます」。
芹澤は、「みんな楽しいか?セリコはめっちゃ楽しいー!!優ね……」と言いかけたところで、感極まって言葉が出なくなりつつ、「ここにいる1人1人のみなさんに聞きたいことがあります!『i☆Ris』が好きですか?私は最初は『i☆Ris』があまり好きではありませんでした。優は1人でアイドルと声優になりたかったんだもん!だけどね、いまここに立って、みんなとここにいる瞬間が、私の22年間とこの先80歳まで生きるという60年間を足したって、超えられないってくらい最高の景色だし、絶対にこの6人でしか見られなかった景色だと思う!だから、私はいろんなことがあったけど……いろんなことがあったけど……『i☆Ris』のことが大好きです!!ありがとうございました!!!」と、絶叫するとその場に涙してしゃがみこむことに。そこに山北が絶妙のタイミングで「優ちゃん『i☆Ris』でいてくれてありがとう」と、声をかけさらに、芹澤を涙させることになった。
そして、山北。「うちのメンバーってなんて真面目なんだろうって(笑)。ひみ(茜屋の愛称)が自分のこと必要ないんじゃないかと言ってるけど、いっぱい歌を歌っているしうまいし、本当に必要ないのは私なんじゃないかなって思っていたときもありました。どうも山北です(笑)。今年25歳なりまして、この前のツアーのときに体がつらくなってきて、漢方を飲み始めたという話をしましたけど、それから数ヶ月が経ってヒザが痛くなってきて、そろそろグルコサミンが摂らないといけないかなと思って試行錯誤しているところです(苦笑)。25歳という年齢ですけど、いま25歳といったら、アイドルだったら世間的にはとっくに賞味期限なんですよ。だけど、山北はこの通り、童顔でお肌もツルツルで、動き回れるのはみんなが本当に力をくれるおかげだし、『i☆Ris』のメンバーが、ダメダメなリーダーなのに、なんだかだ言って“さきさま”だよねと言ってくれるからなんだよね。いろいろ、意味深なブログを書いたりして、“さきさま”が武道館で卒業するんじゃないかという噂を一部で聞いたんだけど。絶対にしませーーーん(笑)!やっぱり三十路になるくらいまで、バリバリに歌って踊りたいので、みなさん応援してね!でも、私がその目標をかなえるためには『i☆Ris』がなきゃダメですし、本当にここにいるみんながいなきゃかなえられません。なので、これからもみなさん『i☆Ris』と山北を応援して頂いて、日本武道館をやらせてもらったりするけど……だいたいさ、日本武道館でライブをしたりすると、その後シュンってしぼんだりすることがあるけど、でも、『i☆Ris』は絶対にそうなりません。また、日本武道館でライブをやりたいし、もっともっと大きなところでいろんな人を感動させちゃうからな!ですので、『i☆Ris』はまだまだ止まる気はありません。運営も止まる気ないと思いますけど、うちらは止まる気はありませんからーー!!だから、これからも、『i☆Ris』のこと精いっぱい愛してください」とスピーチしつつも、「私達も今以上にみんな1人だ……」と噛んでしまい、澁谷から「大事なとこ!」とツッコミを入れられつつ、「みんな愛しちゃうからね!」と、締めくくる。そこで澁谷が「さきさまがリーダーで本当よかった」というと、5人で山北に頭を下げる一幕もあった。
ラストは6人で円陣を組んだ後、茜屋から、「私、普段は自分の意見を言わないけど、セトリをどうしてもこの曲を歌いたくて、意見を出させてもらいました。これから歌う曲が6人で歌いたかった曲です。私達の物語は終わりません」と、歌い始めたのは『ドリームパレード』で全力を出し切り、完全燃焼といった感じだった。
すべてのプログラムを終え、観客の拍手が会場を包む中、約5分ほど、ゆっくりと場内をお礼をしてまわり、山北が「すべての『i☆Ris』ファンのみなさま、『i☆Ris』のメンバー本当に大好きです!ありがとうございました!」と、お礼し、おなじみの「らぶちゅっちゅ♪」のあいさつで、「また会おうね!」「帰ってくる!」「またこの場所で会いましょう!」と、手を振りながらステージを終えた。
なお、イベントでは2017年3月に14枚目のシングルをリリースすることを発表。こちらは『プリパラ』1月のOPタイアップ曲になるとアナウンスも。さらに、2017年4月から『i☆Ris』史上最大の全国9ヵ所17公演を巡る『i☆Ris 3rd Live Tour 2017』が開催されることもアナウンス。4月9日の千葉・市原市市民会館を手始めに6月24日の大阪・NHK大阪ホールまでを駆け抜けていく。
■セットリスト
M1:幻想曲 WONDERLAND
M2:Color
M3:ミラクル☆パラダイス
M4:YuRuYuRuハッピーデイズ
M5:徒太陽
M6:Love friend style
M7:Defy the fate
M8:イチズ
M9:鏡の Labyrinth
M10:Vampire Lady
M11:Re:Call
M12:i☆Doloid→Dream☆Land→わくドキしたいっ!(メドレー)
M13:Make it!
M14:§Rainbow
M15:Realize!
M16:Goin’on
EN1:Happy New World☆
EN2:Dairy Berry(新曲:デイリー×サントリーBOSS スマホ限定「i☆Risプレミアムキャンペーン」ソング)
EN3:ayatsunagi
EN4:ドリームパレード