お笑いコンビ『ハマカーン』の浜谷健司(38)と神田伸一郎(39)、『かぎしっぽ』のれおてぃ(29)とさち(29)が11日、東京・池袋のサンシャインシティ噴水広場で映画『ボーン・トゥ・ダンス』DVD発売記念イベントに登場した。
ニュージーランドを舞台に、プロのヒップホップダンサーを目指す若者たちによる熱いダンスバトルが描かれた作品。何度もヒップホップ世界チャンピオンに輝いたパリス・ゲーベルが振付とともに出演していることでも話題で、予告編はYou Tubeで100万回再生を突破している。
同所のステージの広さを使いダンサーたちが劇中のダンスバトルを繰り広げることに。そこに、プロダンサーからお笑いに来たという異色のれおてぃがパリス・ゲーベルに扮して交じり華麗なダンスを披露し、場を盛り上げた。それを見ていた神田は、「ダンスはバイブスがあればいい」と大きく出て、劇中シーンの再現をしたものの浜谷から「完コピできてるけどダサい」と、ダメ出しを受けていた。
作品について神田は「これだけ踊れたら楽しいだろうなって思いますね」というと、浜谷は「格好いいダンスの中にも友情があったり、世界的に活躍するダンサーでも心に葛藤があったり1本の映画として見どころはいっぱいあります」と、アピール。
『ハマカーン』は“ゲスの極み”を持ちネタにしていることから、そのつながりで、ロックバンド『ゲスの極み乙女。』のボーカル・川谷絵音のことが振られると、浜谷は「あれは俺のじゃないんだけどな……。今年は『ゲスの極み』という単語がワイドショーを賑わせて流行ってきたんで、流行語大賞にノミネートされたら、当然、私が会場に行きます。僕らの方が先ですから!」と、“元祖・ゲスの極み”であることを猛アピール。
川谷と会ったことはあるのかという話が振られると、浜谷は「会ったことはないけど、実は大学の10個下の後輩なんですよ」というと、これには報道陣も一同驚きでどよめくことも。神田も、「たまたま同じ大学から『ゲスの極み』が2組も誕生するなんて」と、うなずいた。
とはいえ浜谷によると、「出始めのころは結構、応援していたんですよ。それで、売れていって、深夜のTV番組で『ハマカーンさんはそんなに知らない』と言われて、あーあと思って。勝手に勘違いしちゃいましたね。なんかTVの前で恥ずかしかったですね」とのオチをつけることも。
さらに、浜谷は「先に『ゲスの極み』とTVで言ったのは僕です!そこらへんはなんか間違いがあったら困ると思ってネットで調べて裏も取りました!少なくとも僕らは結成する前からやってました」と、熱弁を振るった。
また、川谷というと、『週刊文春』(文藝春秋)で未成年のタレントと飲酒したことを事実と認め、12月3日のライブをもって活動を休止することとなっているが、報道陣から「『ハマカーン』は12月に活動休止する?」との質問も飛び、浜谷が「なんで俺らが活動休止しないといけないんだよ!ただでさえ、俺はあの事件の最後の被害者で言いづらくなってんだよ!」と、“飛び火”しているそうで、「たまーにテレビ局によっては『ゲスの極み』にNGが出る」と、“被害”を告白していた。