“ガルパン”の愛称で親しまれているアニメ『ガールズ&パンツァー』のイベント『第2次ハートフル・タンク・カーニバル』が8月28日、神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで開かれキャストやゲスト総勢30人がステージで盛り上がった。
ガルパンは、戦車を使った武道『戦車道』が大和撫子のたしなみという世界を舞台に女子高校生たちが『戦車道』を繰り広げるハートフルタンクストーリー。2012年10月よりテレビ放送がスタートするや人気となり、舞台となった茨城県大洗町には聖地巡礼する者も多数詰めかける現象も起こした。そして、昨年11月21日には完全新作映画『ガールズ&パンツァー 劇場版』が公開。こちらはパッケージ版が発売されてもいまだ上映され続け、1年間の上映も決まった超ロングランを見せる異例の事態も発生!興行収入が約23億円、累計動員数が135万人(それぞれ8月21日時点)を突破し、日本アニメ映画史に名前を刻むほどの反響となっている。
イベントが開演すると、なんとガルパン応援大使を務めるプロレスラーでタレントの蝶野正洋がイベントの前説のためだけにサプライズゲストとして登場!「イベント非常誘導灯は消灯しています」など、注意事項を蝶野が真面目に読み上げるということがありつつ、規則を破った場合は「わかってんだろうな!」と、吠えることも。その最後には、「ガッデム!アイ・アム蝶野!」と、アピールしつつ満足げにその場を後にした。
大洗女子学園の戦車道のチームそれぞれの代表からあいさつとキャラクター紹介があった後、パンツァージャケットを着た『あんこうチーム』の西住みほ役・渕上舞、武部沙織役・茅野愛衣、五十鈴華役・尾崎真実、秋山優花里役・中上育実、冷泉麻子役・井口裕香の5人組が登場し『GOING PANZER WAY!』を歌唱。
続けて、劇中に出てくるクマのキャラクター・ボコが大スクリーンに現れ、キャストの呼び込み。キャストたちは所属チームごとにプラカードを持って、思い思いのポーズをとりながら姿を見せることに。『カメさんチーム』(生徒会チーム)から小山柚子役・高橋美佳子、河嶋桃役・植田佳奈、『アヒルさんチーム』(バレー部チーム)から磯辺典子役・菊地美香、近藤妙子役・吉岡麻耶、河西忍役・桐村まり、佐々木あけび役・中村桜、『カバさんチーム』(歴女チーム)からカエサル役・仙台エリ、エルヴィン役・森谷里美、左衛門佐役・井上優佳、おりょう役・大橋歩夕、『ウサギさんチーム』(1年生チーム)から澤梓役・竹内仁美、山郷あゆみ役・中里望、阪口桂利奈役・多田このみ、宇津木優季役・山岡ゆり、大野あや役・秋奈、『カモさんチーム』(風紀委員チーム)から園みどり子&後藤モヨ子&金春希美役・井澤詩織、『レオポンさんチーム』(自動車部チーム)からナカジマ役・山本希望、スズキ役・石原舞(聖グロリアーナ女学院のオレンジペコ役)、ホシノ役・金元寿子(プラウダ高校のカチューシャ役)、『アリクイさんチーム』(ネット戦車ゲームチーム)からねこにゃー役・葉山いくみ、ももがー役・倉田雅世と大洗女子学園の26人が一斉に並ぶという圧巻の光景が広がった。
全員の自己紹介が終わり、いよいよ開幕となるかと思いきや、劇場版に登場し大洗女子学園の前に立ちはだかった役人の映像が流れだし「私は許可を出していませんよ。このイベントは即刻中止です!」との声が。すると、スクリーンに角谷杏が現れ、『戦車道すごろく』で対決して勝てば撤回するとのアナウンスが。そんなざわつく中に、その張本人となった役人こと文科省役人を演じた景浦大輔が司会として現れることとなった。
【中編(ガルパン劇場版初アフレコ日はいつだった?ボコ“愛”即興で試される一幕も)へ】
※記事内画像は(C)GIRLS und PANZER Film Projekt