女優で歌手・西内まりや(22)が24日、東京・池袋の池袋サンシャインシティ アルパ噴水広場で5thシングル『Chu Chu/HellO』(SONIC GROOVE)発売記念イベントを2回に分けて開き集まった合計3000人を熱狂させた。
4thシングル『Save me』以来、約半年ぶり。初の両A面シングルとなり初POPチューンシングル。『Chu Chu』はダンスミュージック、『HellO』はトロピカルハウスというサウンドを取り入れた初夏を感じさせてくれるチューンに仕上がっている。
時間になると観客から拍手で迎え入れられた西内。自分でデザイナーに相談して出したという、白と赤のストライプでおなかの部分も露出しているステージ衣装姿で手を振りながら登場。1曲目『Chu Chu』の歌唱では、西内初のダンスを華麗に披露して、ファンを魅了する。
楽曲へは、「まりやちゃんっぽいという声がありました(笑)。去年の春にはできてて、いつ出そうかなと思っていてタイミングが来たので出しました。みんなで振り付けを覚えて踊ってくれると嬉しいです!」と、観客へ向けてダンサーとともに振り付けをレクチャーしつつ、上の階まで投げキッス連打して、黄色い悲鳴が辺りを包むこととなった。
続けては、西内自身が初めて作詞・作曲した楽曲『ありがとうForever…』をキーボード演奏しながら、熱唱を見せた後、小学生のころに親に頼み込んでピアノを習わせてもらった経験などを明かしつつ、ラストは『HellO』を初披露していた。
終了後の囲み会見では、イベントへの感想を「半年ぶりのシングル発売なので、ちょっと不安だったんですけど、たくさんの方が来てくださって、より一層楽しんでくださって」と、手応えを感じたよう。
これで「ライブやりたい!」という願望も芽生えてきたそうで、「まずはホールとか。アリーナツアーとかできるようになったらどんどん広げて、日本武道館とかドームとか。1つの空間で楽しめる場所ができたらいいなと思っていて、チャンスがあるんだったら努力していきたい。アルバムを出せたらツアーができるんじゃないかなと夢を膨らませています」と、意欲的。
さらに、「まだ、自分に何ができるんだろうと探っている途中で、やったことのない新しいことに挑戦したいなって思っています。正直、自分の個性ってなんだろうって悩んだことがあって、いろんなことをやってきたんです。逆にいろんなジャンルがあって、いろんなところで生きられて。もちろん行き詰まったりとか、余裕がなくなっちゃったときもあったんですけど、突っ走ったことで新たな世界が見えて、そこで自分のやりたいこととかを見つけて、追求していきたい思いがあるんです。できることなら、みなさんの新しいアーティスト像になれたらと思っています」と、力強く語った。
イベント中には、いきなり観客から「まりやちゃん!」コールもすぐに反応し、「なーにー?」と、関西弁でアドリブ満載の返答。しかし、同じことをする観客が続出したため、西内は、「せーの!」とあおって、会場全体に「まりやちゃん!」コールが響くというサービス満点の一幕もあったが、「本当はもっとやりたいんですよ!もっと話したりとか、せっかくこういう機会なので、たくさんの方とお話したくて」と、まだ足りないそうだ。
また、今秋公開予定の『キューティーハニー』を原作とした実写映画『CUTIE HONEY -TEARS-』への出演もする西内だが、その撮影のことも聞かれ、「クールな世界観ですけど、温かいドラマも詰まった映画です。いろんな衣装も着させてもらって、ほぼ裸で撮影したりとかもしてたので……」というと、鼻の下を伸ばす男性記者もいたため「ちょっと笑いすぎですよ(笑)」と、ツッコミを入れてたしなめることもあった。
今後の曲へは「どんどん研究しながら新しいことをしていきたいし、みなさんの意見を取り入れつつ曲を作りたい。そういうことを楽しみにしてほしい」と、次作以降の曲への思いも語っていた。
5thシングル『Chu Chu/HellO』は25日より発売!