覚せい剤取締法違反罪に問われた元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判が17日、東京地裁で開かれ、検察側は「再犯の可能性が高い」として、懲役2年6月を求刑した。
同日に放送された『NEWS ZERO』(日本テレビ系)が報じており、清原被告は覚せい剤を使い始めた時期について、「現役時代は不安やプレッシャーを野球で解決できたが、辞めてからはなくなった。引退してから使い始めた」と、現役時代はやっていなかったと説明。
続けて、「それでもやめることができなかった。やめるには自ら命を絶つことも考えた」と、自殺まで考えていたことを明かした。
また、情状証人を務めた元プロ野球選手で野球解説者の佐々木主浩氏(48)は、退出しようとした際に、清原被告と握手。閉廷後、取材に応じ、「ああいう顔は見たくない。早く笑顔の清原に戻ってほしい。野球に携わって、ユニフォームを着ている姿を見たい」とコメントした。