file(N): project PQ オリジナルアニメーション映画『ポッピンQ』(配給:東映)作品発表スペシャルステージが27日、東京ビッグサイトでの『AnimeJapan 2016』内GREENステージで開かれ、キャストは小湊伊純役に瀬戸麻沙美、日岡蒼役に井澤詩織、友立小夏役に種崎敦美、大道あさひ役に小澤亜李、都久井沙紀役に黒沢ともよとなったことが発表。その5人のキャストが登壇した。
東映創立60周年を節目とした作品。中学から高校へ、それぞれに悩みを抱えた5人の少女が出会い、ぶつかり合い、絆を育みながら成長していくという物語。ダンスと音楽の華やかさ、そしてドラマティックな設定と、ヒロインたちのさまざまな魅力が楽しめる作品となる。監督は、プリキュアシリーズのダンス映像を多数手掛ける宮原直樹が監督を務め、キャラクター原案は『キノの旅』やテレビアニメ『世界征服~謀略のズヴィズダー~』でも知られる黒星紅白が務める。
ステージスタート直後に5人が発表され華やかな感じでスタート。それぞれキャラのカラーを意識した衣装で現れることに。
本作について司会から説明を求められると黒沢がドヤ顔で、「いい話!」。「女の子が5人出てきます」(井澤)、「爽やか」(瀬戸)、「ダンスします」(種崎)、「夢が詰まっています」(小澤)とざっくりした説明がなされることに。
すでに読み合わせが行われたそうだが、瀬戸は「1人で考えるよりみんなで集まった時に、最後まで盛り上がってきて作品の流れもそうですけど年齢感だったりポジションがざっくりつかめました」と、手応えがあったそうで、ほかのキャストもうなずきあい小澤は「前段階の読みあわせでこのときどう思っているのかなっていうときに話ができて、アフレコまでの不安がふっとんだって思って、いい機会になりました」と、結束が高まったそうだ。
イベントではほかにも最新PVが公開。ヒロインたちの葛藤がより深く伝わってくる仕上がりを見せる。これに伊純が土佐弁をしゃべっているということで、瀬戸は「方言をしゃべるキャラクターをやったことがなかったので」と、新鮮な気持ちだったそう。井澤は「色がついたのはきょう初めてみたので、絵が綺麗ですよね」と、美麗さへ期待を寄せつつ、黒沢は沙紀へ「私が男の子だったらナンパしていますね。格好いいのもグッと来ますよね」と、自身のキャラをべた褒めだった。
また、この日、ヒロイン5人が迷い込む不思議な世界「時の谷」に存在するダンスを生業とした生命体で“同位体”とも呼ばれる『ポッピン族』のキャストも公開。ポコン役は田上真里奈、ルチア役は石原夏織、ダレン役は本渡楓、タドナ役はM・A・O、ルピイ役は新井里美が演じる。ちなみに、このポッピン族は5人のヒロインに、1組ずつ同位体が存在し、心で繋がっている存在だそうで、『ポッピン族』は、言葉以上に相手の心意が言葉にしなくても伝わりあうという。
映画『ポッピンQ』はNEXT WINTERに公開予定!
■STORY
別々の方向を見ていた、その時までは―。
その日は、私たちに必ず訪れる中学校卒業式。
だけど、みんながみんな、晴れ晴れした気持ちで卒業できるわけじゃない。
悩み、コンプレックス、未来への不安、そして別れ
逃げたいけど逃げちゃいけない気がする
でも今苦しくて仕方がない
自分を変えたいのに変えられない
乗り越えたいのに乗り越えられないものばかり
このままじゃ、何を卒業するかわからない!
卒業って本当に必要?
卒業なんてできない!!
そんな思いを抱えて卒業式の朝を迎えてしまった、学校も違う、見ず知らず同士の5人の女子中学生。
―彼女たちの運命の糸が突然に絡み合い、新たな時が動きはじめる。
■スタッフ
◯原作:東堂いづみ
◯企画・プロデュース:松井俊之
◯プロデューサー:金丸裕
◯脚本:荒井修子
◯美術設定:坂本信人
◯美術監督:大西穣
◯音楽:水谷広実、片山修志・・・Team-MAX
◯監督:宮原 直樹 (『ドラゴンボール Z』『プリキュアオールスターズ DX 3D シアター』)
◯キャラクター原案:黒星 紅白(『キノの旅』シリーズ、『世界征服~謀略のズヴィズダー~』)
◯キャラクターデザイン・総作画監督:浦上 貴之(『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』、『カラフル』)