俳優・間宮祥太朗(22)、池田純矢(23)が21日、東京・新宿バルト9で映画『ライチ☆光クラブ』(監督:内藤瑛亮/配給:日活)大ヒット御礼&拡大直前ティーチインイベントを原作者の古屋兎丸氏(48)とともに開いた。
古屋氏の熱狂的人気を誇るロングセラーコミックを実写映画化。大人のいない世界をつくろうとした9人の少年たちの間での裏切りと愛憎、そして彼らが作り上げた思考する能力を持つ機械(ロボット)“ライチ”と、少女・カノン(中条あやみ)の恋の行方などが残虐に美しく描かれる。
間宮は真面目にあいさつしたが、池田は登壇するなり、「ゼラ役の古川雄輝です!」と、マネをして場内を爆笑させながら、和ませてのスタートに。
上映後のティーチインのためネタバレありで観客からの質問をつのることになり、間宮はほかの共演者が血みどろになり寒さもあって震えるなか、自身は血みどろにならず、寒さという面ではとくに心配することなく終えられたということや、池田はニコの目にまつわるあるシーンの撮影方法などをネタばらし。
さらに、間宮は、ジャイボと自身の共通点へ「男同士のスキンシップが多い。私生活でも」と言い出すと池田が「(間宮に)何度か襲われた」とニヤリ。しかし間宮は「僕、純矢くんのことは全然タイプじゃなくて、触ったこともない」と、バッサリで沸かせていた。
質問は多くの観客が挙手をしたため当てきれないほどだったが、質問者からは間宮と古川という単語が多かったため、池田は「俺ではなく…」と、ちょっぴりすねてしまう一幕も。そんななか、池田はふざけた質問はないかと観客にリクエストすると、間宮は「スリーサイズを聞くのだけは勘弁して(笑)」「パンツの色はちょっと…」と沸かせつつ、間宮がニコを、池田がジャイボのあるシーンのマネをするというサービスをしていた。
ほかにも古屋氏から原作で意識していたシーンが入っていなかったことへ、「カットされた理由はわかりませんが、映画を作るというのはある程度のリアリティが必要だと思うんです。それに、2時間の枠に収めるために、内藤監督はいろいろ苦心されたと思いますし、脚本や編集の段階で泣く泣く切った部分もあったと思うんです。それでも僕は大変満足していますし、漫画と違うのも全部いいと思いますよ」と、意見を語ることに。
また、古川がゼラに起用されての意見を問われた古屋氏は、「オーディションに立ち会ったんですが、一言もしゃべらないで必要最低限の動作をだけだったんです。それで◎をつけたんですけど、決まった後に聞いてみたら、『5、6人アピールする人がオーディションにいたので、あえてああしたんです』と言ってて、その姿勢がゼラだなって。それに彼はチェスが強くて、インテリ男子という感じもしましたね」と、裏話も明かしていた。
映画『ライチ☆光クラブ』は絶賛公開中!