漫画『ガラスの仮面』の作者で知られる漫画家・美内すずえ氏(64)と女優・鈴木砂羽(43)が2日、東京・新宿高島屋で「『ガラスの仮面』×バレンタイン」コラボイベントのトークショーに出席した。
美内氏監修のもと、『ガラスの仮面』作品史上初のデパートとのコラボが今月14日まで新宿高島屋11階にて開催。期間中は同所にコラボカフェがオープンする。また、バレンタインに合わせ、こちらも美内氏が監修した本展限りのスペシャル・ショコラとして「マ・プリエール」の猿舘英明シェフが主人公・北島マヤと“紫のバラの人”との思い出が詰まった『マヤ・ショコラ』とそのライバル・姫川亜弓をイメージした希少な素材選びと華やぎにこだわった『亜弓・ショコラ』(それぞれ1998円)などを同所にて販売する。
トークショーには自前の特注品という劇中の舞台『女海賊ビアンカ』衣装で鈴木が登場。実は鈴木は大の『ガラスの仮面』好きだそうだが、「小学校のころに母が当時出ていた全巻を買ってきてくれたんです」と、思い出を語り、劇中の演技論などへ「美内先生におうかがいしたいことがいっぱいあります!」と、興奮気味。
2人の前にあった卓上のテーブルの花束の中に手紙が入っており、鈴木がそれを広げると『いつもあなたを見ています~あなたのファンより~』と書いてあるなど、まるで作品のような小ネタもあったが、鈴木は「私にもこういうファンがいたらなぁ」と、ため息をつくことも。
『マヤ・ショコラ』と『亜弓・ショコラ』を試食したという鈴木は、「亜弓のことを思って食べれば亜弓の、マヤのことを思って食べればマヤの味がします」と、感激すると、美内氏は「それぞれの愛の塊だと思って食べてもらえれば」と、アピールしていた。