歌手・山内惠介(32)が29日、東京・渋谷NHKホールで開催された『第66回NHK紅白歌合戦』リハーサルに登場した。
“惠ちゃん”の愛称で親しまれる山内がついに紅白初登場。2001年にデビューし、当時は「ぼくはエンカな高校生」のキャッチフレーズで、その伸びのある歌唱力で着々とファンを増やし、今年は第57回日本レコード大賞で日本作曲家協会選奨を受賞となった。12番手で登場する本番では、スローテンポの楽曲『スポットライト』を歌唱する。
抜群のスマイルの山内は「すごいですね、国民的なものなんだな、すごく緊張してます。記者のみなさん、フラッシュの数、すごい」と驚いた。会場となるNHKホールは「まさにここで握手会をしたんです。また大晦日に帰ってこれて良かった。感謝を伝えたいです」と喜びを噛み締めた。
歌唱する曲には「僕自身がみなさんにスポットライトを当てていけたら」と話し「今年は繋がりを感じられた1年。縁があって、絆があって15周年を感じられた。出会いが広がりました。今度は僕が繋がりをうめる歌手になりたい」と語った。
来年の目標を聞かれると「来年は笑顔の1年。みなさんの応援のおかげで笑顔でいられる。今年イチバンのスマイルで歌いたいですね」と爽やかに笑った
また、先輩でもある森進一の紅白卒業については「僕が女歌で17歳でデビューしたのは森さん以来なんです。(出場が決まった時)森さんから『良かったね』と声をかけてもらった。いつか森さんと一緒に紅白のステージに立ちたいと思っていた紅白のステージ。1秒1秒、1分1分を噛みしめながら同じ時間を共有していきたい」と意気込んだ。