歌舞伎俳優・中村獅童(43)が9日、東京・新宿の紀伊國屋書店新宿本店で『頑固あげポテト屋 お披露目&二代目・釜田揚太郎 襲名式』に登場した。
湖池屋が発売している『頑固あげポテト』ブランドを楽しんでもらおうと、同日から11月15日までの期間限定で同所にて『頑固あげポテト屋』をオープン。獅童は役者としてのこだわりを持っていることから起用され、ブランドのこだわりや、リニューアルした『頑固あげポテト屋』の若返りを体現するキャラクター・釜田揚太郎の二代目を襲名することとなり、今月2日から獅童の出演するWEBムービー『海辺』篇、9日から『乙女』篇の放映がスタートとなった。
CMと同じく、『頑固あげポテト』とプリントされた青のTシャツとパンツ姿にハチマキを巻き下駄を履いて現れた獅童。CMへは「体はCGなので表情にこだわりました。肩が動いたらNGだったので、撮影の時は肩を固定して」と、振り返る。司会から「『乙女』篇の“乙女の叫び”の演技良かったです!」との声が寄せられると獅童は、「そうですか(苦笑)」と、恥ずかしげにする様子も。
CMでは親子という役柄で共演した子役の石井凛太朗くんから「将来は獅童さんのような役者になりたい」というメッセージも寄せられたが、獅童はこのメッセージにお礼するかと思いきや、「これはイベント用のコメントだよね。撮影のときに役者さんになりたいと言ってて、右京さんになりたいと言っていた。右京さんといえば(ドラマ『相棒』の)水谷豊さん。水谷さんの奥さんの伊藤蘭さんと舞台共演しているから、伊藤さんに伝えたんだけど、うそばっかりついているんだよね」と、言い出し報道陣の笑いを誘った。
そしていよいよ2代目店主を襲名し、「みなさんこんにちは!2代目、釜田揚太郎を襲名致しました中村獅童でございます。こだわりを体現する釜田揚太郎の2代目襲名にさせて頂くことで、本当に嬉しく思っています!私も長年、歌舞伎の世界でこだわりを持ってやっていることもあり、相通じるものを感じています。本日、開店致します頑固あげポテト屋の店主と致しましても、頑固あげポテトのこだわりを1人でも多くの方に知って頂けるよう、精いっぱい務めてまいる所存です!!!!」と、最後の方には絶叫にも似たスピーチ。
ちなみに、オープンする『頑固あげポテト屋』で出される6種類のフレーバーでどれがオススメかと質問すると、釜田揚太郎になり切った獅童は、「お前さっきから何言ってんだよ!全部に決まってんだろ!全部だよ!!当たり前だろ!!!」と、吠えつつ、「製法にこだわってます!食感にこだわってます!食べたらすぐにわかると思います!」と、熱烈アピールしつつ、最後は「お騒がせしました(笑)」と、笑顔を見せてその場を後にしていた。