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パートナーはどう向き合うべき?産後うつへの妻への対応


コロナ禍で産後うつの女性が増えたといわれています。男性は鬱になってしまった妻と一番近くで向き合わなければなりません。妻への対応の仕方によって病状が良くなったり、悪化したりもします。ここでは産後うつになってしまった妻への正しい対応をご紹介します。

正しい対応

・とにかく話を聞く

妻の話をとにかく聞いてあげてください。ネガティブな話ばかりになって、聞いている側も憂鬱になってしまうかもしれませんが、同じ痛みを共有すると思って静かに相手の話を聞くことが大事です。

全てに耳を傾けるのではなく、聞き流す程度でもOK。妻たちは不安や不満を口に出すことでストレスの発散になっているのです。

・一人にさせない

産後うつの傾向が少しでもある場合は絶対に一人にさせないでください。一人になったとたんに思い込み、ひどい場合自殺行為に及ぶ場合もあります。

どうしても仕事が忙しい場合などは、こまめ連絡を取るようにしましょう。

・気分転換することを提案

たまには気分転換するように外に出ることを促しましょう。一緒にお出かけするのでもいいですし、友達と遊びに行っておいでと声をかけてあげてください。

「子供が大変なのに遊びに行くの?」こう言った発言は絶対にしないように。子供がどれだけ小さくて大変でも母親に気分転嫁は必要です。

NG対応

・反論しない

産後うつの妻への正しい対応のところで「とにかく話を聞く」といいました。その際に注意することなのですが、妻が理不尽なことを言ったり、自分とは異なる意見を言ったとしてもそれに対して反論しないことです。

鬱の人は、通常の感覚とは異なる場合もあり、気が荒くなったり、理不尽なことをつい口走ってしまうこともあります。しかし、それも彼女たちの本音ではないことがほとんど。病気の時はとにかく話を聞いてあげること。それでも思う点あれば完治した後にゆっくり話合いましょう。

・優しい声掛けは無用

妻に対して「ありがとう」「頑張ってるね」などの優しい声掛けは必要ありません。むしろ逆効果。

妻の気持ちとしては、「本当にそう思っているなら、子育てや家のこと手伝え」というのが本音。優しい声をかける前にまずは動くこと。積極的に家事や子育てを手伝いましょう。

コロナ禍で実家に帰省することや人に会うことが難しく、テレワークで夫が家にいるにも関わらず、育児を妻に任せてしまったりと、こんな世の中なこともあって、産後うつになる女性は増えています。産後うつを乗り越えるには、妻と向き合い、夫婦一緒に努力しなければなりません。

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