俳優の中川大志が7日、第33回東京国際映画祭で上映された声優を務めるアニメーション映画『ジョゼと虎と魚たち』(12月25日全国公開)の舞台挨拶にタムラコータロー監督と参加した。
芥川賞作家・田辺聖子による名短編をアニメーション化。中川大志と清原果耶のW主演で『おおかみこどもの雨と雪』で助監督を務めたタムラコータローが監督を手掛ける。
自身初の東京国際映画祭のステージに「光栄で嬉しいです。この映画を日本で初めてお客様に観ていただけるということで、朝からドキドキ。反応が楽しみです」と喜色満面。役作りについては「自分と同い年の設定で等身大。素の自分のトーンに近い喋り方で、ニュートラルなトーンでお芝居をさせていただきました」と報告した。
相手役の清原とは「清原さんも僕も専門の声優ではないので、そこはすごく不安だったり、わからないことだったりを共有しながらできました」と相性も良く「清原さんが演じたジョゼが可愛くて魅力的。そこにどんどん引き込まれていったので、自然と気持ちを乗せて演技することができました」とゾッコンだった。
また今冬にGO TO トラベルしてみたい場所を聞かれた中川は「大阪が舞台のこの映画を観て思ったんですが、劇中に出てくる二人が出かけるスポットに行ってみたくなりました。大阪はなかなかプライベートでゆっくりと遊びに行ったりする機会もないので、この映画を観て『ジョゼ』巡りもいいかな?と思った」と主演自らの聖地巡りを予告していた。