お尻に自信がないけど、どうしたらヒップアップできるのかわからない、という女性がいます。特に出産後に小尻に戻らないと悩んでいる人が多いようです。そんな人のために、ヒップ限定のエクササイズをご紹介します。
お尻で字を書く?
お尻は出産に直結する部位。産後の忙しさでバタバタしていて骨盤ケアを怠っていたため、私もやや横長になってしまったヒップの形に困っているひとりです。骨盤ベルトなどをつけている時は形が落ち着くことがあるのですが、外したら何日もしないうちに元に戻ってしまうのです。
『からだにいいこと』2018年12月号では「尻文字DE小尻エクサ」という興味深い記事が載っています。指導するのは骨盤矯正トレーナーのNaokoさん。彼女のヒップはうらやましいほどむっちりと健康的です。彼女はお尻で「こ」「じ」「り」と描くとヒップのエクササイズになると説いています。
- からだにいいこと 2018年12月号 (2018年10月16日発売)
Fujisan.co.jpより
お尻で書くと効果てきめん!?
実際にやってみると、これが、お尻を上げたり下げたり左右に揺すったりと、結構な運動になります。この「尻文字」を書くと、普段使っていないお尻の筋肉(大臀筋、中臀筋、小臀筋)を鍛えることができ、骨盤が締まり、垂れたお尻が上がってくるのだとか。
そんなオイシイことがあるのかと半信半疑でやってみますが、言われてみると確かに、お尻で字を書いたあとはすっきりと気持ちがいいのです。普段よりお尻の血行が明らかによくなっているので、多少はシェイプされているのでしょうか。よくわからないけれど、せっかくなので続けてみようと思います。
筋力が衰える40代以降にこそ
元気いっぱいで徹夜もへっちゃらだった20代に比べると30代は徹夜がつらくなり、40代になるともう徹夜ができなくなり、気づくと机の上に寝ています。体力も筋力も低下していく40代にこそ、こうした尻文字などで筋肉を刺激させることが必要なのかもしれません。
この尻文字を指導されたNaokoさんは、40歳で、3人の子持ちとは思えない抜群の美ヒップの持ち主です。日頃の鍛錬こそがこの美しいお尻を作るのでしょう。誰も見ていない部屋の中でだったら、お尻で文字を描くことも苦もなくできるはず。
たまにこうしたお尻のエクササイズを目にしますが、なかには「電車で立っているときにお尻を締めたりゆるめたりしてみましょう」などとかかれているものがあります。けれど誰かが見ているかもしれないと思うと恥ずかしくてちょっとそれはできないのです。お尻のような普段は隠している部分を鍛えたい時は、やはり隠れて行いたいのが女心なのでしょう。