イルミネーションの季節がやってまいりました。もうすぐですよ。そう、忘れてはならないクリスマス。いろんな思いがそれぞれの胸の内にともる時期であります。今年はどんな風に過ごそうかなとか、今年も仕事かなぁ…とか、いろいろな計画や運命(笑)が待ち構えていると思いますが、今年はクリスマスを目前に控えた22日に『東京グレートサンタラン』なんていかがでしょう?
これは、昨年から行われたイベントで、今回の正式名称は『東京グレートサンタラン 2019 〜ラン&ファンウォーク〜』。東京・世田谷区の駒沢オリンピック公園をサンタクロース姿でランニング、あるいはウォーキングをするという催し物。そしてその参加費を活用し病気と闘う子供たちにクリスマスプレゼントを贈るというチャリティーイベントであります。みんながあの真っ赤なサンタクロース姿で走るんです。何とも壮観な光景が頭に浮かびますが、なぜでしょうか、なんだか想像しただけでワクワクして楽しみになってきちゃいますよね!
そしてそのイベントを控えた12月3日に、「東京グレートサンタラン2019」の中高大学生等約20名の子供代表と、イベントのアンバサダーを務める歌手の大黒摩季さんが東京都庁の小池百合子東京都知事を表敬訪問、イベントをアピールするとともに目玉となる赤いサンタクロースのコスチュームをプレゼントされました。
昨年に続き、2度目のアンバサダーを務める大黒さん。今回はイベントのために公式テーマソングを2曲も書き下ろし、当日は初披露のライブを行われることになっています。この日は小池都知事の前で一部ですが披露されました。大黒さんのひらめきで、その場で歌のサビ部分での踊りを子供たちみんなで踊って披露し、小池都知事も思わず笑顔、また笑顔であります。
このイベントはチャリティーという趣旨で行われることもあり、小池都知事はぜひとも来年度行われるパラリンピック2020東京大会を盛り上げる部分に、ぜひとも大きな協力をいただきたいと、子供たちや大黒さんにお願いされていました。
もう子供たちともすっかりツーカーの仲になった大黒さん。報道陣を目の前に緊張気味の子供たちに、報道陣を指しながら「怖そうに見えるけど、普通の人たちだから!」なんて言葉をかけ、笑いを誘いながらリラックスさせるほどに仲良くなりました。
また小池都知事とはパラリンピック開催に向けて行われている「パラフェス」の第一回の時に初めて対面されたそうで、報道陣から「小池都知事とお話したいことは?」などとたずねられると「いやいや、そんなこと…」と恐れ多いとばかりに控えめな表情を見せていましたが、フォトセッションの際には都知事がサンタコスチュームを羽織るのを手伝ったりと、すっかり親しい雰囲気で場を和ませていました。
この日披露された大黒さんの楽曲「サンタラン Run♪Run♪」についてですが「(以前ヒットした)『夏が来る』は、ある意味春の歌なんですが、(この曲だからと私は)夏の女になっちゃって。すると冬は広瀬香美。私は割り込めなかったんですが、久々に冬の歌ですね」なんてユーモアたっぷりのご紹介。意外にもご自身、踊りが下手だとおっしゃるのですが「この歌はそんな私でも踊れるようにしているので、小さな子からお母さん、おばあちゃんとかみんなで楽しめます」と楽しさをアピール。
そして、いつもしかめっ面で毎日を過ごしている人々に向け、この日ばかりはそんな日々を忘れて、みんなで楽しもう!と呼びかけました。また「東京グレートサンタラン2019」についても「みなさんも見てもらった方がいいですよ!生きていく中でくっついてきた余計なものが、ザブザブと洗ってもらえる気がします!」となんだか嬉しいお誘い。
ちなみに実家が北海道でパン屋をやっていたという大黒さんは、クリスマスは書き入れ時なので家族総動員でパンを焼いており、あまり楽しく過ごした記憶がないのだとか。今年もお仕事だというけど、楽しい「サンタラン Run♪Run♪」なんて歌っていたら、大黒さんご自身も楽しくなるんじゃないでしょうか?
沢山の子供たちに囲まれて「人生初の子だくさん」と嬉しそうな表情を見せていた大黒さん。さらに今回はイベントにマーク・パンサーさん、土屋アンナさん、元プロ野球の中畑清さん、さらにランニングコーチなんて方も来られたり、かなり大盛り上がりなイベントになりそうです。みなさんもクリスマスの前哨戦として、足を運んでみてはいかがでしょう?