今年1月にアイドルグループ(SUPER☆GiRLS)を卒業し、今年だけでも映画『血まみれスケバンチェーンソーRED』『クロガラス 2』『としまえん』などすでに 5 本を超えと女優活動を本格始動中の浅川梨奈さんが幸薄なヒロインに挑戦。それが、5月31日から公開の映画『黒い乙女 Q』。本作は2部作の連続公開の作品で、8月16日には映画『黒い乙女 A』が公開となる新感覚ホラー映画。
そこで今回は、そんな前代未聞の『黒い乙女』二部作に出演する浅川梨奈さんに『Q』と『A』はどんな内容なのかや、作品の見どころ、役どころについて聞いて来ました。また、本来は「ホラーが苦手」と明言していた浅川さんが本作をキッカケにホラーが得意に?! 一体、何があったのかも聞いて来ました!!
映画『黒い乙女』二部作のメガホンを取ったのは、『麻雀放浪記2020』の脚本を担当した佐藤佐吉 監督。第 56 回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された映画『極道恐怖大劇場 牛頭 GOZU』(03 年/三池崇史監督)や、満島ひかり主演『シリーズ江戸川乱歩短編集』の監督を務めた奇才。そんな佐藤監督が新感覚オリジナルホラーにチャレンジ。
本作は養護施設で育った孤児の少女が、裕福で優しい一家に引き取られ新生活がスタート。所が、周囲にひた隠しにしている家族のとある“秘密”を知ってしまったことにより、数奇な運命に巻き込まれてしまい……。ラストに大どんでん返しが仕掛けてあるハイパーリバーサルホラー!!
共演にはドラマ「バイプレイヤーズ」のジャスミン役でおっさん俳優を虜にした北香那。『下町ロケット』『居眠り磐音』に出演する和田聰宏。映画『欲動』で体当たりの演技をみせた三津谷葉子。映画『カメラを止めるな!』での「ポン」のセリフで日本中を笑わせた、しゅはまはるみや人気芸人メープル超合金の安藤なつ。「トリハダ~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を」で観る者を恐怖のどん底に落とした笹野鈴々音など実力派、個性派、知名度抜群の布陣が集結!!
映画『黒い乙女Q』は5月31日(金)、『黒い乙女A』は8月16日(金)よりシネマート新宿ほかにて連続公開となります。
- FLASH(フラッシュ) 2019年1/22号 (2019年01月07日発売)
Fujisan.co.jpより
『黒い乙女Q&A』
養護施設で育った孤児の芽衣が、裕福で優しい宇田家に引き取られることになった。宇田家には芽衣より一足先にラナという同い年の少女が養子として迎え入れられていた。ラナは、「隕石が落ちてきて地球が滅亡する」と疑わない変わった少女であったが、話していくうちに、趣味や誕生日までも同じということがわかり、芽衣とラナは本当の姉妹のように仲良くなっていった。ある日、宇田家の主から家業が失敗し、どちらか一人しか養っていくことができないこと、1週間後にふたりが離れ離れになってしまうことを告げられる。
そのことにより芽衣とラナはお互いにいがみ合う仲になってしまう。どちらか一人が養護施設に戻される前日、ラナが芽衣を呼びだし、宇田夫妻の秘密の会話を聞いてしまう。夫妻は、子供たちを養護施設から引き取って幸せを与えた後に追い出すことによって絶望する顔をみて自分たちの快楽を得ていたのだ。憤慨する芽衣とラナ。ラナは、芽衣に夫妻の殺害計画を切り出した。そしてラナの背後には、「お多福様」の姿があったのだった。
出演:浅川梨奈
北 香那 和田聰宏 三津谷葉子 松嶋亮太 しゅはまはるみ 村松 利史
安藤なつ(メイプル超合金) 笹野鈴々音
脚本・監督:佐藤佐吉 製作総指揮:吉田尚剛 製作:永森裕二 プロデューサー:飯塚達介/向井達矢
ラインプロデューサー:尾関 玄 キャスティング:伊藤尚哉
音楽:遠藤浩二 撮影:栗田東治郎 照明:田中安奈 美術:坂本 朗 録音:高島良太 衣裳:杉本京加
ヘアメイク:唐澤知子 音響効果:小山秀雄 編集:難波智佳子 助監督:近藤俊明
制作担当:中村 元 スタントコーディネート:出口正義 特殊造形:松井祐一 VFX:井上英樹
主題歌:「イショロガニム」作詞・作曲:坂本英三 歌:大沼あさひfeat.坂本和弥(AMG MUSIC)
製作•配給:AMGエンタテインメント 制作プロダクション:ラインバック
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