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投資を始めた人と始められない人の意識の違いとは?投資デビューのコツは「好きな会社の銘柄を買うこと」


SMBC日興証券株式会社が、投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」を調査主体として「投資の始め方」に関する意識調査を実施。株式投資の未経験者の多くが「知識不足による不安」を感じて踏み出せずにいる一方、経験者は「気になる銘柄を売買しながら学んでいく」という“サクッとデビュー”で、意識に大きな違いがある実態が浮き彫りになった。 

投資デビューを阻む「学びのハードル」とは?

同調査は、投資未経験者層と投資デビュー層(直近2年以内に株式投資を始めた層)の計1,036人を対象に実施された。 

20~40代の投資未経験者に「貯蓄ペースに対する不安」を質問したところ、82.0%が「今の自分の貯蓄ペースだと将来お金に困るかもしれない」と回答。大多数の人が貯蓄のために複数の収入源が必要だと感じており、資産形成のひとつの選択肢である「投資」について、88.6%の人が「学んだり、経験したりすることは重要だ」と答えている。

投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」調べ

しかし、投資は専門知識が必要というイメージが強く、なかなか第一歩を踏み出しにくい。

調査で投資未経験者に「投資が始められない理由」を尋ねると、トップの「資金が不足している」(59.3%)に続いて、2位に「どのように始めたらいいか分からない」(58.3%)、3位に「勉強の仕方が分からない」(55.0%)といった答えが並んだ。

「大損しそうな気がする」は51.1%で第5位になっており、投資デビューできない理由は損失の不安よりも「どう始めたかいいか、どう勉強したらいいか分からない」という“学びのハードル”の問題が上位となっていることが判明した。

 

投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」調べ

投資デビューのコツは好きな会社の銘柄を買うこと

一方、投資経験者たちは6割以上が株式投資を始めるにあたって銘柄を選択するよりも先に「まずは証券口座を開設」と回答。取引においても「気になる銘柄をなんとなく購入」という実践重視派が6割を超えた。

投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」調べ

しっかり学んでからでないと痛い目に遭ってしまうのではないかと心配してしまうが、この投資デビュー層の「投資家になった満足度」は78.0%と高く、さらに90.9%が「これからも投資を続けたい」と回答している。投資を始めてから「経済や世の中の動きに興味を持つようになった」という人も多く、投資しながら学んでいくタイプが多数であることがうかがえる。「学びのハードル」を超えられずに二の足を踏んでいるよりも、思い切ってデビューしてしまった方が満足を得られる可能性は高いようだ。 

また、投資デビュー層に「未経験者へのアドバイスとしてふさわしいもの」を選択してもらったところ、トップは「自分の好きな会社や、よく知っている会社の株を買ってみるといいよ」(41.6%)となった。自分の好きな会社の銘柄を買う「応援投資」は、意識せずとも自然と情報がキャッチできるなどの大きなメリットもあるという。

投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」調べ

未経験者層も「応援投資」に関して、88.6%が「好きな企業やブランドを応援するために株式を購入すること」について、「やったことはないが興味はある」と回答。同社では「応援投資には一定のポテンシャルがある」と分析し、「好きな銘柄を売買しながら学んでいく」ことが投資デビューのコツであるとまとめている。

投資情報メディア「FROGGY(フロッギー)」は、2月中旬から「記事からそのまま株が買える取引サービス」へと大型リニューアルを実施。投資未経験者にも優しい「学びながら株が買える」「自分の気になる銘柄と自然に出会える」という新しい株式投資のプロセスを提供する。投資には興味があるけど不安が……と踏み出せずにいる人にとっては、背中を押ししてくれる強力な味方となりそうだ。

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Fujisan.co.jpより
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