※6月17日に群馬県で震度5弱、18日に大阪府北部で震度6弱の地震が発生しましたが、この記事は、6月12日に書いて編集中の原稿でした。
今年、世界で火山の噴火が多いと思いませんか?
ハワイのキラウエア火山、中米グアテマラのフェゴ火山、この2つの噴火は近年稀に見る大規模な火山爆発を起こしています。その他には、フィリピン・マヨン山、インドネシア・シナブン山・ムラピ山、メキシコ・ポポカテペトル山。日本でも、草津白根山(1月)、諏訪之瀬島、新燃岳(3月)、霧島連山の硫黄山(4月)ちなみに桜島は1月から活発化しています。
というか、去年くらいから火山はいくつか噴火しているし、震度5以上の地震も頻繁に起きているので、誰だってキケンな予感はしているはずです。
日本の震災に関する予言
そういえば・・・と思いました。それは、ある予言のことです。
昨年末(2017)にマガジンサミットで公開した記事
この記事の中で、アメリカの預言者ゲーリー・ボーネルが、今年『富士山の形が変わってしまう』と予言していることを紹介しました。彼は、阪神大震災(1995)、米同時多発テロ(2001)、東日本大震災(2011)を予言で当てている人物です。富士山の噴火に関して、現段階では明確に“いつ”とは名言していませんが、発生数日前に公表するケースが多いので気になるところです。
これだけでなく、2018年に日本で大きな地震が発生するという予言はいくつかあります。とはいえ、予言というオカルトな事ってなかなか信じにくいですよね? なので、それらの予言に何か裏付けることってないかな? と思って少し調べてみました。すると、“本当にありえるかも!?”と思わせる事がありました。まず、コレを見てほしいのです。
【RING・OF・FIRE(環太平洋火山帯)】
昔から、チリ、メキシコ、米カルフォルニア、日本、フィリピンやインドネシア、ニュージーランドなどは大きな地震が多いですよね? それはこの環太平洋火山帯に当てはまるからです。ハワイもこのRING・OF・FIREに属します。
そして歴史を調べてみたところ、ハワイのキラウエア火山が大噴火した後、連動するように日本でも大きな火山噴火や大地震が発生しているんです。
少し古い歴史をさかのぼってみると
1923年8月25日:キラウエア火山噴火
9月 1日:関東大震災(M8.2)
9月 2日:千葉県南東沖(M7.3)
1924年7月19日:キラウエア火山噴火
7月31日:北海道駒ヶ岳噴火
8月15日:茨城県沖(M7.2)
9月13日:浅間山噴火
1960年1月13日:キラウエア火山噴火
1月16日:阿蘇山噴火
3月21日:三陸沖(M7.2)
(参考5月22日:チリ地震(観測最大M9.5))
1961年7月10日:キラウエア火山噴火
8月12日:釧路沖(M7.2)
8月14日:十勝岳噴火
8月18日:浅間山噴火
1963年10月05日:キラウエア火山噴火
10月13日:択捉島沖地震(M8.1)
11月10日:阿蘇山噴火
11月20日:那須岳噴火
1973年5月05日:キラウエア火山噴火
6月 1日:桜島噴火
6月17日:根室半島沖地震(M7.4)
6月24日:根室半島南東沖(M7.1)
1982年9月25日:キラウエア火山噴火
10月02日:浅間山噴火
10月26日:草津白根山噴火
11月28日:硫黄島噴火
1990年と1991年:キラウエア火山噴火
1991年6月3日、8日:雲仙岳大火砕流発生
キラウエア火山は、世界有数の活火山でイメージとしては常に活発ですが、今年5月3日、久々に大噴火して島民約2,000人が避難する事態になりました。それだけ、RING・OF・FIREは活発であることの裏付けといえるので、日本列島のどこかで、火山の大噴火、そして大地震がいつ発生してもおかしくありません。防災グッズのチェックだけは一応確認しておいて欲しいと思います。
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Fujisan.co.jpより