BMWグループの勢いが止まらない――。
2017年のグループ販売台数9年連続で過去最高7万7954台。BMWブランド乗用車は3年連続伸長、過去最高5万2527台。MINIブランドは8年連続伸長、2017年も過去最高更新2万5427台。さらに車名別販売台数トップ10内に、BMWグループの6モデルがランクイン……と、すさまじい。
そんなBMWが、新年最初の“NEW”を発表した。ひとつは、BMW i3 マイナーチェンジモデルの発売。もうひとつは、東京・丸の内の「BMW Group Studio」を刷新し、「BMW GROUP TERRACE -DEAN &DELUCA CAFE-」をオープンさせたこと。
それぞれが1月15日にアンベール。BMWの新しい電気自動車とカフェ空間、その両方をみていこう。
前後バンパーに新デザイン、LEDライトを備えた新型 BMW i3
今回のマイナーチェンジは、おもにエクステリアが中心。外観で変わったのは3つ。
「新デザインのフロント&リア・バンパーを採用、街中での存在感を演出」
「マット加工が施されたクローム加飾を効果的に採用、都会にも映えるモダンさと洗練さを演出」
「ヘッドライト、ターン・インジケーターすべてに LED ライトを標準装備」
この3点。これに「新車登録から 8 年/走行距離10万km以内のバッテリー保証」が加わる。
ラインナップは、ピュアな電気自動車(EV)モデルと、直列2気筒DOHCエンジン(発電用)を積んだレンジ・エクステンダーモデルの2タイプ。価格帯は538~644万円。
この両方に、クールで洗練された印象の「ATELIER(アトリエ)」、モダンでナチュラルな「LODGE(ロッジ)」、上質かつ高級感あふれる「SUITE(スイート)」という3タイプのインテリア・デザイン・パッケージをチョイスできる。
本稿の写真はレンジ・エクステンダー搭載車のLODGE(ロッジ)。外観・インテリアを複数の写真で見ていこう。
BMW i3 レンジ・エクステンダー装備車 LODGE(ロッジ)仕様 写真集
外観では、どこが従来モデルと変わったかというと、前後バンパーとピラーまわりに違いが見える。
フロントは、横長の LED ターン・インジケーターと、ワイドな印象を強調する新しいフロント・バンパーを採用。
リヤは、フロント同様、ワイドな印象を与える新デザインバンパーを採用し、そこに直線状のマット・クローム加飾が追加された。
またサイドは、フロントピラーからルーフに沿って滑らかな曲線を描くシルバー加飾を追加。モダンで洗練されたデザインに仕立てている。
―――そして次は、東京・丸の内の「BMW Group Studio」を刷新した新ショップ展開だ。
BMW GROUP TERRACE -DEAN &DELUCA CAFE- オープン
BMWが新年最初に国内リリースした話題の2つ目は、東京・丸の内の新ショップ展開。
これまで「BMW Group Studio」として、ショールームを構えていた空間を刷新。食のセレクトショップ「DEAN &DELUCA」を展開するウェルカムとコラボし、BMWブランドのプロダクトや、BMWのあるライフスタイルを、DEAN &DELUCA の食とともに体感する空間に。
その名も、「BMW GROUP TERRACE -DEAN &DELUCA CAFE-」。
このBMW GROUP TERRACE –DEAN &DELUCA CAFE-、ことしで日本上陸15周年をむかえる DEAN &DELUCA が、他企業とのコラボで展開する世界初のショップになるという。
今回は、日本初上陸の対面型エスプレッソマシン「modbar」を導入し、bean to bar chocolate 専門店「ダンデライオン・チョコレート」を使った限定ドリンクを提供。
さらに、ここでしか味わえない、ダンデライオン ホットチョコレート(600円)や、ミートボールのミネストローネ(600円)も注目を集めそう。
営業時間は月~金曜が7時30分~21時、土日祝が8~20時。自動車のショールームという従来イメージを超えた、DEAN &DELUCA と BMW のある空間を、ここで体感してみて。