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「世界で一番の都市を目指しています」 小池百合子都知事が表彰式に出席。都が推進する「HTT」のブースが「産業交流展2024」に出展


東京都は「HTT(電力をヘらす、つくる、ためる)」を通じてゼロエミッション東京の実現を進めている。東京都は企業と連携し、HTTへの理解促進を図っている。今年度の大きな活動として、11月に東京ビッグサイトで開催された「産業交流展2024」でのHTT展示が挙げられる。ここでは、省エネ支援策を紹介する相談窓口も設置され、多くの中小企業が東京都の助成金を活用して省エネ施策を計画する機会を得た。展示会では、「燃料電池搭載 特定小型原付モビリティ」など新技術も披露され、持続可能な未来への関心が高まった。小池百合子都知事も表彰式に参加し、技術革新への期待を語った。

東京都は、都民・事業者等への働きかけを通じて、HTT(電力を H へらす、T つくる、T ためる)を推進するとともに、ゼロエミッション東京の実現に向けた取組を進めている。今年度は、より多くの都民・事業者に向けて、HTTに関する理解促進を進めていくため、HTTの取組に協力する企業等との連携も進めているとのこと。

11月20日(水)~22日(金)の期間に東京ビッグサイトで開催された、時代を担う中小企業が集結する展示会「産業交流展2024」において、「あつまれ それぞれのHTT~電力を H へらす T つくる T ためる~」のブースが出展され、東京都や連携企業のHTTに関する取組について分かりやすく紹介したパネル展示のほか、省エネ等に関する都の支援策を案内する「HTT推進ナビゲーター」による相談窓口ブースが展開された。

都内の中小企業は、さまざまなことに東京都の助成金を利用することができる。「電気代が高くて困っている」「古くなった設備を新しい省エネ設備に交換したい」「太陽光発電・蓄電池を設置して電気代を安く抑えたい」などの要望に助成金を利用できる可能性がある。

「東京都HTT推進ナビゲーター事業」では、中小企業の課題や希望を聞き、60以上用意されている東京都の助成金の中から企業に最適なものを紹介している。ブースでは、HTT推進ナビゲーターに無料で相談できる相談窓口が設置され、多数の企業の担当者が訪れ相談をしていた。

また、ブース内には今回のイベントに協賛した企業・団体による商品や試作品を展示。西川精機製作所は、「燃料電池搭載 特定小型原付モビリティ」を展示。この乗り物は、免許不要でだれでも運転ができ、環境にやさしい水素発電で走る。日常生活圏での新たな移動手段として、交通・配送インフラ課題の解消を目指す。

さらに、「産業交流展2024」内で実施された「東京都ベンチャー技術大賞表彰式」には小池百合子都知事が出席し、受賞企業への表彰状とトロフィーの授与などを行った。小池都知事は、受賞企業や製品への賛辞を述べたほか「東京は素晴らしい技術革新のもとでもっと良くなることができます。そして、東京の強み、ポテンシャルを最大限に発揮できるようなエコシステム、生態系を後押しして作っていきたいと思っています。世界で一番の都市を目指しています。希望あふれる未来、みんなで作り上げていきましょう」と受賞企業や来場者に語りかけた。

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