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飲食店と料理人をマッチング!1万人の料理人をつなぐSNS「CHEFLINK」で料理人の自由で楽しいキャリアづくりをサポート


株式会社シェアダインは、料理人専用キャリアサポートSNS「CHEFLINK」を2024年10月25日に正式にスタート。料理人と企業をつなぐプラットフォームであり、料理人のネットワーク構築を支援する。これまでの出張シェフサービス「シェアダイン」や企業向けの「スポットシェフ」とのシナジーを活かし、働き方の柔軟性とキャリアアップをサポートする。イベントでは有名シェフとフリーランスシェフが共に料理を披露し、新たな働き方を示した。料理人は多様な職場での経験を積むことが可能になり、ネットワークとキャリアの形成に役立つ。今後は登録シェフ数10万人を目指し、料理業界の働き方改革に貢献する意向。

株式会社シェアダインは、料理人専用キャリアサポート SNS「CHEFLINK(シェフリンク)」を2024年10月25日(金)に本格ローンチした。今回はローンチイベントに参加し、実際に株式会社シェアダインのサービスを活用している料理人にインタビューもしたのでレポートする。

シェアダインは、「食の世界からソーシャルトランスフォーメーションを駆動する」をパーパスに掲げ、食産業を通じた社会変革を目指している。2017年5月の創業以来、家庭の食事を出張シェフで支える「シェアダイン」や、必要な時に即戦力の料理人に仕事を依頼できる企業向けシェフマッチングサービス「スポットシェフ」の展開を通じて、1万人以上の料理人とリレーションを構築してきた。コロナを経て、料理人の働き方にも変化があり「シェアダイン」や「スポットシェフ」で働く料理人も増加。ホテルや飲食店にも好評を得ている。

「スポットシェフ」では募集のあるホテルや飲食店に料理人が応募してスポットとして入る仕組みだが、料理人にとっても専門ジャンル以外の色々な現場を体験できる、自分でキャリアをつくれる、休みも取れて家族と過ごせる時間が増えたなど、スキルアップだけではなく、働き方に自由が出て嬉しいという声が上がっている。また、飲食店やホテル側も繁忙期の人手不足時にスポットシェフを活用することで必要な時に必要な人数の人材補充もできるなどメリットがある。

しかし、多様な働き方を選べるようになると、また違った課題が発生。フリーランスを始めようとしてもネットワークが乏しく、情報交換や協力がしにくいといった声も上がっている。そのため、培った1万人の料理人、そして全料理人に向け、料理人専用のキャリアサポートSNS「CHEFLINK(シェフリンク)」のローンチとなったのだ。これにより料理人仲間と出会い、情報交換ができたり、キャリアのチャンスを広げたりできる。

「CHEFLINK(シェフリンク)」では仕事を探すこともできて、ミシュラン星付きのレストランから流行の飲食店まで、好きな場所で好きな時間にスポットで働くことができる。これにより、副業でのスキルアップや独立の足がかりにもなるのだ。

また、文章作成が苦手な人も安心して使えるよう、AIが作成したプロフィールで強みをアピール。スケジュールや報酬もアプリで一括管理してくれるなど便利なシステムでサポートしてくれる。今後は登録シェフ数10万人を目指し、料理人の働き方改革と日本の食産業に貢献したいと株式会社シェアダインの代表者は語った。

イベント当日は実際に「CHEFLINK(シェフリンク)」を活用した過程で有名シェフとフリーランスシェフが実際に一緒に調理。新しい料理人の働き方が再現された。

横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ オールデイブッフェ「コンパス」総料理長 當間 元(とうま はじめ)氏は料理人同士だと話が早いのでやりやすい。もちろんしっかりとしたクオリティに仕上げるのがベースだが、音楽のセッションのようにプロ同士が流れだけ共有して作り上げていくのと似ている。またスポットシェフが入ることで人に教えるのも勉強になり相乗効果もあると語った。

カジュアルから高級業態の店舗を多く経験し、和食中心に20年程度飲食業界に携わる吉道 大輔氏。和食がベースだが、和食以外もチャレンジできるのもいいと話す。また、名店や一流店の働き方も垣間見ることができ経験になる。本来ならツテや紹介がないと入れないお店で働けるなど、お金はいらないが働かせてくださいという時代からしっかりお金をもらって経験も積めるのは大きいと語った。

フィリピンのセブ島でレストランを経営する傍ら、日本で出張シェフを活用している辻 真樹氏。コロナで一時、日本帰国となりスポットシェフを知ってスタート。この働き方だと海外との2拠点生活も叶うと話した。

當間氏の指揮のもと、3名によってサラダ、スープ、魚料理が調理された。

どの料理もとても美味しくて、初めて会った三人で作り上げたとは思えない素晴らしい出来映えだった。

実際に「スポットシェフ」を活用し、いろいろな飲食店経験を持つ、宇佐美 甲子郎氏にもインタビュー。

最初は地元の居酒屋からキャリアがスタートし、その後、オイスターバーのシェフを10年務めた経験を持つ。今では隔週で働きにいくお店もあり、月に10店舗ほどスポットシェフとして働いている。新しいところを開拓して経験を積みたいと、新規で月に2〜3店舗行けたらいいと語る。

またスポットシェフとして働くなら新たな現場で自分の技術を活用するため、経験がない人よりもそれなりに経験がある人におすすめだとアドバイスした。毎回、新しい人にも出会うのでコミュニケーション能力もあると役立つを言う。この働き方だと長期で休みも取りやすいので、先日はイタリアに行っていたそう。飲食業界の社員は休みが取りにくいイメージだが、スポットシェフが休みを取得することで業界全体が休暇を取りやすくなればいいと語った。

最後にはネットワーキングパーティーが開催され、フリーランスとして活躍中、またはフリーランスに興味がある料理人数十名が集まった。

ゲストとしてHAL YAMASHITA東京本店 エグゼクティブオーナー兼エグゼクティブシェフ 山下春幸氏も登場。こうゆうのがあったらいいなというものがやっと生まれた。今まではお店やホテルに注目が集まっていたが、今は個人の時代。これをきっかけに、日本のシェフが活躍していって欲しい。料理業界の活性化に繋がるサービスで期待していると話した。

パーティーに用意されたケータリングもスポットで働いているケータリングシェフによるもの。このように株式会社シェアダインはケータリングでも活動を伸ばせるようにサポートもしている。

コロナで飲食業界がストップした際に、大きな変わり目を多くの人が感じたように働き方に変化が生まれた。料理人にとってキャリアを自由に、楽しくつくれるきっかけにもなったのだ。このように、「CHEFLINK(シェフリンク)」のサービスもスタートし、これからの未来、料理人にとって働き方がさらに大きく変わっていきそうだ。

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