ブレイクスルー・スピーキングの代表・信元夏代さんが、日本人として初めて、プロスピーカーのアカデミー賞と言われるCSP®称号を獲得しました。
称号獲得の意義
信元さんは、プロフェッショナルスピーカーとしてアメリカ中で活躍しています。
そして、本年、数あるプロフェッショナルスピーカーの中から、世界最大のプロスピーカー協会であるNational Speakers Association (NSA)より「秀逸なスピーカーにのみ与えられるCSP®(Certified Speaking Professional)の称号」を受賞しました。
この称号は世界中で数百人しか保持していないもので、日本人としては初の快挙です。
※CSPについてはこちら:https://nsaspeaker.org/csp/
厳しい審査と困難を乗り越えて
CSP®称号の取得は、4ラウンドにわたる厳しい審査をクリアする必要があります。
まず第一ラウンドでは、過去10年間にわたる、有償で行った登壇の詳細記録を最低250件リストアップしなければなりません。年月日からイベント主催者の連絡先情報、そのイベントで得た収入、参加者人数、など、細かくリストアップしていきます。
更に、以下の条件が課せられます
1)その10年間のうち最低5年間は、登壇単体で5万米ドル以上の収益を上げていること
2)登壇記録の75%以上において、最低15人以上の観客がいたこと
3)登壇のうち100%が録画ではなく生で行われ、かつ、オンライン登壇は75%以下であること このリスト以外に、プロスピーカーとしての倫理観に関するオンラインコースを受講、テストで合格をする必要もあり、宣誓書も提出します。
第一ラウンドをすべてクリアすると第二ラウンドに進みます。第二ラウンドでは、過去の実際のクライアントの中から最低20名から推薦状を書いてもらい、提出をします。 ここまででもかなりの関門を潜り抜けていますが、第三ラウンドが最大の関門です。 それは、「基調講演を最低40分行う動画」の提出で、複数名の審査員が厳しく内容を審査します。これは英語ノンネイティブの信元さんにとって最大の挑戦だったとのこと。
選んだのは、信元さんが「個人的な困難を乗り越え、自身が最高のパフォーマンスを発揮した」と語るシカゴでの基調講演。 それは、日本にいる母の危篤を知らされたあと、たった3時間後に行った講演。信元さんはプロとして基調講演を務めきり、すぐに日本へ飛んでお葬式を執り行いました。
信元さん 「あの舞台に、母がいてくれました。このCSP獲得は、母からの最期のプレゼントなんです。」 この最大の関門をクリアし、第四ラウンドでは、NSAの理事会にかけられ、すべての提出内容を再審査の上、全員一致した合格者だけが、晴れてCSP®称号を取得できるのです。
未来への誓い
信元さんは「この快挙は、私個人のものではなく、支えてくれたすべての人々との共有なのです。奢ることなく、さらなる精進を誓い、これからも変革を促す言葉を世界に届けていきます。引き続きのご支援とご鞭撻を心よりお願いいたします。」と誓い。
メダル授与式は2024年8月3日、コロラド州デンバーで開催される、世界のプロフェッショナルスピーカー1,000人以上が集まるNSAの年次総会、Influenceにて開催されます。
ブレイクスルー・スピーキング(Breakthrough Speaking)
New York, NY
U.S.A.
代表:信元 夏代(Natsuyo Nobumoto Lipschutz )
https://btspeaking.com/