近年、人気が高まっているクラフトビール。専門店や缶ビールなど、さまざまな場所で気軽に飲めるようになりました。
飲料メーカー大手のキリンビール株式会社もそのひとつ。2021年にクラフトビールブランド「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」を立ち上げ、現在までに2つの商品が発売されています。
そんな「SPRING VALLEY(スプリングバレー)」から3本目の柱として10月24日(火)より発売されるのが「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」。
本記事では、発売に先駆けて行われたメディアラウンドテーブルの模様をお伝えします。
香り高く飲みやすい「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」
イベントが開催されたのは、東京・代官山にある「スプリングバレーブルワリー東京」。この場所は同社直営の体験型ブルワリー併設店舗で、通年多種多彩なこだわりのクラフトビールを楽しめます。
「SPRING VALLEY」には、先行して2つの商品があります。
①SPRING VALLEY 豊潤<496>
豊潤でありながらもバランスの良い飲み飽きないおいしさを提供。同ブランドの基盤となる商品。
② SPRING VALLEY シルクエール<白>
2022年に発売された白ビール。小麦麦芽を使用することで実現した、きめ細かなふわとろの泡でまろやかな口当たりが特徴。
そして今回、第3の柱として発売されるのが、「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」。
同商品について「先行する2品とは異なる味わいで、お客様がビールの新たな魅力だと感じている“香り”にこだわって創り上げました」と話すのは、キリンビール株式会社 スプリングバレー ブランド担当の岡本理沙氏。
特徴や開発時のこだわりについては、中味開発担当 宮下英理子氏から以下のような説明が。
「これまでのクラフトビール開発の知見を活かし、華やかな香りが感じられる海外産ホップを使用しながら、さらに日本産ホップを合わせました。自社開発の日本産ホップ品種『ムカラミセブン』を一部使用することで互いのもつ香りの良いところを引き出し、うまく調和させ、柑橘のような爽やかな香りを実現しています」」
個性がありながら飲みやすい味わいになっていると、自信をのぞかせました。
「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」の楽しみ方として、「フードペアリング」を提案してくれたのは、ブランドアンバサダーの中水和弘氏。
中本氏いわく、フードペアリングは「単なるお酒とおつまみではなく、合わせた時に“新しいおいしさ”が生まれる」のが醍醐味。「ビールの新しい美味しさを体験してほしいです」と笑顔を見せました。
新たな美味しさに出会う!お酒×料理の楽しみ方「フードペアリング」
ラウンドテーブルでは実際にペアリングを楽しむことができました。
「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」に合うおすすめ料理して登場したのは、「米沢豚バラ肉のとろとろ煮込み 半熟煮卵添え」「自家製豆腐のスモーク」「宇治抹茶のテリーヌ 濃い抹茶ソース」の3品。
いずれも、中水氏が細部にこだわって考案したというメニューです。
どれも「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」と合わせることで新しい美味しさが生まれ、確かにビール、料理単体の時には感じられない豊かな味わいが広がります。
とくに、「宇治抹茶のテリーヌ 濃い抹茶ソース」との相性が抜群!ビールとデザートという意外な組み合わせですが、濃い抹茶の上品な苦味と渋みが「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」と混ざり合うことで、テリーヌの深みを引き立てるのです。
中水氏によると「食感にもこだわりがある」そうで、シフォンケーキなどのやわらかい素材よりも、今回のテリーヌのような食感があるもののほうがよく合うとのことです。
提供された料理からも分かるように、「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」は和食や柑橘系の味付けの料理と相性が良いそう。爽やかな香りと、すっきりとした後味が料理の美味しさをワンランク上げてくれるはずです。
スプリングバレーブルワリー直営店では10月2日より、「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」を販売中。10月24日の全国発売に先駆けてをいち早く楽しめます。
また、10月2日から11月30日の期間中、「SPRING VALLEY JAPAN ALE<香>」と料理のペアリング体験ができる「ジャパンホップガーデン」の開催中なので、ぜひチェックしてみてくださいね!