スカパー！番組配信で配信されている山里亮太のレギュラー番組『山里亮太の宝塚男子になってもいいですか？』第8幕の前編が6月10日、後編が7月8日に配信開始される。
同番組は宝塚初心者の山里が、宝塚OGをゲストに迎えて宝塚歌劇団の世界をより深く追求していくという内容。シーズン3を迎えた第8幕では、宝塚で長い時間を共にしてきた、ふたりの絆トークや、画伯と称される天寿によるイラストクイズが展開された。
また番組のゲストには、宝塚歌劇団星組から生まれた男役5人組ユニット・紅5の如月蓮、天寿光希が出演。ふたりは、3月5日に東京・六本木のハリウッドホールにて行われた同番組初のリアルイベントにも出演しており、同ユニットに所属する紅ゆずる、壱城あずさと共にイベントを盛り上げていた。
『山里亮太の宝塚男子になってもいいですか？』の反響や宝塚に沼ったキッカケ、ゲストふたりの新たに知った一面について山里をはじめ、ゲストの如月、天寿にお話を伺った。
──今回でシーズン3を迎えられましたが、番組が支持されている要因は何だと思いますか？
山里 宝塚のパワーじゃないですかね。「宝塚がすごい」「おもしろい」っていうのがあるからだと思います。
──番組の反響は感じますか？
山里 感じます。宝塚を見に行った時に、素敵なマダムに「ありがとうございます」と声をかけていただいて「こちらこそです。お邪魔させてもらっています」って会話することもありました。あと、各現場には隠れ宝塚ファンがいるんですよ。急に僕の横にスーッと来て「私も誰々（ファン）です」って言われて「え!?」みたいなことがあります（笑）
──隠れ宝塚ファンがいるんですね。
山里 乃木坂46のかたとか、アイドルが結構多いですよ。普通はアイドルの子との会話を盛り上げるのは難しいんですけど「どの公演を観に行ったの？」って話せるので盛り上がりますね。
──宝塚の魅力は計り知れないですね。番組の放送が始まってから、宝塚男子が増えた印象はありますか？
山里 僕の影響じゃないかもしれないんですけど、以前見に行った公演にもいらっしゃいました。でも、まだまですね。男子トイレで並ぶようになって初めて（増えたと）言っていいんじゃないですか。まだトイレにはスッと入れるので。
──まだまだこれからだと……！では、今回の収録を経て、如月さん、天寿さんの新たに知った一面、魅力について教えてください。
山里 やっぱり面白いなって思いました。あとは、天寿画伯の画力がちょっと衝撃的でしたね……（笑）。でも、初めてピカソを見た人もこんな気持ちだったんだろうなって思います。でも舞台の時と全く違う顔を、ノーブレーキで見せてくれる人としての素敵さを感じました。かと思えば、いざ宝塚さんが歌やダンスをしたら、手の届かないところに居てくれるスペシャルな感じはすばらしいですね。最高峰の歌や踊り、お芝居を一気に見られて、自分が特別なところに飛ばされたような不思議な感覚、高揚感は宝塚でしか味わえないので、本当にすごいです。
──すっかり宝塚に沼られていますね。お三方にお聞きしますが、宝塚初心者を沼らせたい時におすすめだと思う演目はなんでしょう。
山里 僕自身がハマるきっかけになった「ロミオとジュリエット」ですかね。誰でもストーリーは知っていると思うんですけど、知っていると他のところに注目できるんですよ。僕は実際に、好きな人も見つけられたし、歌の良さにも気づけたので、みんながストーリーを知っている演目に連れていきたいですね。
天寿 私は「エリザベート」（「エリザベート ー愛と死の輪舞ー」）。一幕のラストを初演で見た時に「ここに入りたい」って思ったくらい、忘れられない心掴まれる作品だと思っています。
如月 あえて「ディミトリ」（「ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜」）と「ジャガービート」（「JAGUAR BEATージャガービートー」）ですかね。芝居かショーが好きかで分かれる時もあるので、初めての方だったら芝居とショーの2本立てがいいかなと思いました。
──ありがとうございます。ちなみに、山里さんが「沼ったな」と思ったきっかけは何だったのでしょうか。
山里 完全に星組の「ロミジュリ」です。愛月さんがやったティボルトがかっこよすぎて…。見る前は、娘役さんのきれいな人を見て「キャッホー！」ってなるかなと思っていたんですけど「え、何このドキドキ」っていう初めて味わう感覚になったので「こりゃもっと見なきゃいかん」ってなりました。
──プライベートで「沼っている」ことがあれば教えてください。
山里 宝塚ですね。他にはないです。あまり沼ることができないので、自分が何かに沼ることができてうれしいです。
──お忙しいとは思いますが、推し活はできていますか？
山里 午前中で（仕事が）終わることもあるので、13時くらいから始まる東京劇場の公演を見に行くこともあります。あとはDVDや配信、家に帰れば本もあるので最低限はできていると思いますけど、正直もっと劇場に行きたいですね。
──では最後に、収録の感想とシーズン3に期待することを如月さんと天寿さん、シーズン3の意気込みを山里さんお願いします。
天寿 本当にあっという間でした。最初はちょっと緊張していたんですけど、1つのワードを言っただけで会話が弾んだので、この短い時間で山里さんとの心の距離も近くなったと感じます。これをご覧になった男の方が「宝塚見てみようかな」と思っていただけたら本当にいいですね。新しいファンを増やしたいのが一番の願いでもあるので、ここからまた舞台を見る人口が増えたらいいなと思います。
如月 宝塚の話ができるのはすごく幸せなことだと思いました。今回でシーズン3っていうことは4、5、6、7と続けていきたいですね。50周年か500周年の時は、また紅5をやらせていただけたらなって思います！
山里 シーズン3はれんれん（如月）、てんてん（天寿）のおかげでめちゃくちゃ楽しかったので、最高のスタートができました。ぜひ見ていただければと思います！
■スカパー！『山里亮太の宝塚男子になってもいいですか？』番組配信ページ
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