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西野七瀬、自宅で金勘定練習も本物のお札では「滑りや感触が違う」


ベストセラー作家・池井戸潤による同名小説をドラマ化したWOWOW「連続ドラマW シャイロックの子供たち」(10月9日毎週日曜午後10:00)の完成披露試写会が10月3日都内で行われ、主演の井ノ原快彦、共演の西野七瀬、加藤シゲアキ、玉山鉄二が登壇した。

撮影の待ち時間中にお酒の話題で盛り上がったという井ノ原と玉山。玉山が「井ノ原さんに僕の大好きな焼酎を飲んでもらいたいと思ってプレゼントしたら、もっといい日本酒をいただいた」と明かし「これってほかのものをあげたら、またいいものが返ってくるのではないか?と思った」とわらしべ長者システムを妄想。玉山が出演した朝ドラ『マッサン』ファンという井ノ原は「玉山さんとウイスキーの話をしたいと思ったら、『マッサン』から焼酎をもらっちゃったみたいな…。お酒の話は盛り上がりました」と嬉しそうだった。

すると撮影期間中に誕生日を迎えたという加藤は「誕生日を迎えたら井ノ原君からお酒をもらいました。僕はウイスキー。あとは健康の話で盛り上がりました。シリアスなドラマのわりにオフの時間帯は楽しかった」と充実した撮影期間を紹介。井ノ原も「監督含めて面白い人が多くて、シリアスな中でもホンワカしていましたね」と居心地のいい現場を懐かしんでいた。

現金紛失事件を追っていたはずが、突如として失踪してしまう銀行員・西木雅博役の井ノ原は「自分が出演しておいてなんですが…めちゃくちゃ面白くてあっという間に終わります。かなりおススメです。最後までハラハラドキドキのドラマです」と手応え十分。

役作りのために実際の銀行員に話を聞いたそうで「単刀直入に100万円がなくなったら大変ですか?と聞いたら、あってはならないことだし、1円でもなくなったらヤバい。最後の最後まで調べつくさなければいけないと教わりました。また清潔感も大事だと言われたので、撮影中は清潔感を意識して演じていました」とキャラクター造形に役だったようだ。

100万円の現金紛失事件で濡れ衣を着せられてしまう真面目な銀行員・北川愛理役の西野は「練習用のお札を使って毎日家でお札を数える練習をしていました。撮影では本物のお札を使用するので、滑りや感触が違うので難しかった」と銀行員役ならではの苦労を明かした。

支店内でエースと目される滝野真役の加藤は「エースです!」と笑わせつつ「原作の怒涛の展開を忠実かつ見事にまとめていて、息をつく瞬間がないくらい緊張感の走るドラマ。キャラクターも個性的で粒だっていて全員が魅力的。まさに面白い作品になりました」とアピール。長原支店内で起きた事件を追い始める坂井寛役の玉山は「僕は性格的に白黒はっきりつけたがって根に持つタイプなので、追及する側の坂井には共感出来ました」と役柄に共鳴していた。

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