どんな事件でも、容疑者や被告には言い訳の余地があり、場合によっては事件を起こしてしまった理由にほんの少し同情してしまったり、やむを得ないか、と思わせることがあります。しかし世の中には、まったくの同情の余地なし、逮捕されて当然だろという事件が多発しています。今回はそんな「逮捕されても当然でしょうね……」というニュースをまとめてみました。
「覚醒剤が本物かどうか確かめて欲しいんですけど」→逮捕
米フロリダ州に住むトーマスという男が、バーで覚醒剤を購入。自宅で使用したところ効き目が悪く、偽物を売りつけられたのでは?と疑心暗鬼になったそう。そこで本物かどうかを確かめてもらうために連絡したのが警察。警察側もにわかに信じられない気持ちでトーマスの住む家に向かい、事情を聞いたそう。そこでトーマスは「以前にも覚醒剤を使ったことがあるが、こんな効き目じゃなかった」と余罪も吐露。そして警察が薬物らしきものを検査すると本物の覚醒剤であることを確認。トーマスはもちろん現行犯逮捕されました。
「服、全部コインランドリーで洗ったろ」→逮捕
北海道に住む21歳の男。2月の夜12時に迫ろうという時刻に、酔っぱらった状態でコインランドリー店に入ったそう。そこで、服を一枚一枚脱ぎ、洗濯機に投入、やがて全裸となりました。間の悪いことに、ここで別のお客さんの男性が入店。やべぇ奴がいると、警察に通報してしまいました。駆け付けた警察に逮捕されてしまった全裸男。警察によると、男の服は確かに洗濯機に入っていたそうですが、作動していなかったそうです。
「ドライバーに胸見せたろ」→チラッ→ドッガーン!→有罪
ニュージーランドでのできごと。友人らと酒を飲み酔っぱらったひとりの女が、いたずら目的で道路のセンターラインに立ち、通り過ぎる車に胸をチラチラちら見せ。数台ちら見せをかましたところ、一台の車が自分目掛け突っ走ってきたんだそう。女は必死で逃げようとしましたが、間に合わずひかれてしまいました。病院に運ばれた女は幸いにも打撲と少しの傷で済んだそうですが、公共道徳違背行為で有罪となり罰金刑に。後に女は「私のような馬鹿げたことはしないで。ひかれてけがをするのはあなたです」とメッセージを公開しました。
「割引シール、欲しい商品に貼ったろ」→店員ともめる→ビンタかます→逮捕
北海道に住む75歳の男。スーパーで買い物をしている際、かつ丼に貼ってあった割引シールをこっそり剥がし、欲しかった天ぷらに貼り付けました。これに気づいた女性店員が男に注意すると「最初から貼ってあった」と口論に。すると、こともあろうに男は店員にビンタ。暴行の疑いで逮捕されました。
「料金ツケといて」→逮捕
香川県のうどん店でおこった事件。45歳の男が、店で特大うどん、おでん、おにぎりなど約1300円相当を食べ、金を払わず店を出ていこうとしたところ店員にとがめられ警察に逮捕されました。ここまではよくある(?)無銭飲食の話しですが、この男の言い訳はこの店が「ツケがきくと思った」と話しているんだとか。そんな説明をする男ですが、この店に訪れたのは初めてだったそうです。
「大麻は合法にすべき(すぱ~)」→逮捕
米テネシー州のボストン被告20歳。大麻所持の罪に問われ法廷に姿を現しました。彼は大麻合法化論者で法廷内でもそのような自論を展開します。そんななか、「大麻を合法にすべき!」と堂々と主張したあと、なんとポケットから大麻とマッチを取り出しすぱ~と、堂々吸引。もちろん警備員に取り押さえられ、退廷を命じられました。その後、ボストン被告は大麻所持や法廷侮辱罪に問われました。
「アメリカ人に拳銃が作れるならオレにも作れる!」→逮捕
福岡に住む当時50代の男。若いころから拳銃に興味があり「アメリカ人に作れるなら」というよくわからない理由で、自分もお手製の拳銃を作り始めたそう。しかも、ステンレスの板を使いゼロから製作、実弾も作りあげ精巧な拳銃を完成させネットオークションで譲っていたそうです。結局、男は譲り渡した容疑で逮捕されてしまいました。その密造拳銃は、殺傷能力も十分にある完成度だったようです。