コロナ禍により学習状況にも混乱が生じている中、自身の学力に不安を感じている小学生の方も多いかと思います。特に、来年中学生となる今の小学6年生にとって、この状況の中進学することは大きな不安となるはずです。
そういった状況を受け、株式会社ベネッセコーポレーションが提供する進研ゼミ「中学準備講座」では、中学校進学の際に勉強でつまずかないため、自身の学力定着度が分かる「絶対基礎力」無料チェックテストを公開することとなりました。
「中1ギャップ」で不安を感じる小学生・保護者
ベネッセでは、全国の小学6年生と中学 1 年生を対象に「コロナ禍での中学入学に関する意識調査」を実施。その結果、来春に進学する小学6年生、この春に入学した中学1年生ともに、中学入学後の生活・学習面での変化にうまく適応できないこと、いわゆる「中1ギャップ」に関して、コロナ禍ならではの不安を感じていることがわかりました。
小学6年生とその親からの具体的な意見としては、「またコロナで休校になってしまったら勉強についていけるのか不安。」、「新型コロナウイルスに感染したら2週間位休まないといけないから、中学の授業についていけるのか不安。」といった声があがりました。
また、中学 1 年生とその親からは、「授業時間が短縮され、進むスピードが速いので追いつくのに大変だった。」、「いつ緊急事態宣言で休校になるかわからず授業ペースが速く、予復習、宿題をこなすのが精一杯。」といった声があがりました。
やはり、コロナ禍の「中 1 ギャップ」の中でも、学習に関しての不安が大きいようです。
「絶対基礎力」無料チェックテストを公開
ベネッセでは小学校の学習範囲でつまずかないための基礎学力を「絶対基礎力」と定義し、今年 10 月に現中学1年生を対象にその定着度を測る「絶対基礎力診断テスト」を実施。算数・数学、英語、国語の計60問を出題し、正答率 85%以上を「絶対基礎力」が定着している、85%未満を「絶対基礎力」が定着不足と判定し、中学での成績との相関性を分析しました。
その結果、「絶対基礎力」が定着している中学1年生は半数に満たないことや、中学での成績上位層の 90%以上は「絶対基礎力」が定着していることが明らかとなりました。また、「絶対基礎力」が定着している層とそうでない層では、とくに、「分数の計算」において正答率に大きく差が出ることがわかりました。
これらの結果から、進研ゼミ「中学準備講座」では、小学6年生が「中 1 ギャップ」により中学の学習でつまずかないために、算数の計算技能の定着度がわかる「絶対基礎力」無料チェックテストを公開することとなりました。
「絶対基礎力」無料チェックテスト詳細
無料チェックテストでは「分数の計算」も含む、中学でつまずく原因になりやすい計算問題10 問を厳選。1問 30 秒で速く正確に解けるかを測定します。
URL:https://chu.benesse.co.jp/lp/checktest_newchu1/
また、あわせて漢字・英単語・計算の「絶対基礎力」を伸ばせる「全国ランキングバトル」の一部を無料体験できるサイトも公開中です。
URL:https://chu.benesse.co.jp/lp/new_chu1/taiken2021/
毎年必ず起こる「中 1 ギャップ」ですが、コロナ禍における「中 1 ギャップ」は通年のものより深刻なようです。「絶対基礎力」無料チェックテストで「絶対基礎力」が定着しているかどうかチェックしてみてはいかがでしょうか。
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Fujisan.co.jpより