
昭和52年に東京・錦糸町で創業し、40年超に渡ってたくさんの人に親しまれ続けてきた居酒屋の「ろばた焼 海賊」。しかし、たとえどんなに人気のあるお店でも、長い年月の営業を続けるということは後継者を育成し続けなければなりません。
まさに「ろばた焼 海賊」も後継者不足の問題に直面していたのですが、株式会社VectorPlusが事業継承をおこなうことで存続が決定。このたび2026年9月4日(金)に見事リニューアル復活を果たすことができたのです。



リニューアルオープンをして間もなくのタイミングで店に訪問する機会を作れましたが、老舗ならではの温かい雰囲気や料理のコンセプトはそのまま。実に楽しいひとときを過ごすことができました。
古きよきものを残しながら内装を一新

店内は小上がりの席をテーブル席にリニューアルするなど内装をモダンな雰囲気に一新したとのことですが、⼥将をはじめとするスタッフはほぼ全員がそのまま継続。平日の早い時間からリニューアルオープンを待ち望んでた常連さんも数多く来店し、なんとも老舗店ならではのアットホームな雰囲気となっていました。いいですねえ。
そしてカウンターには見るからに新鮮な魚介や野菜、美味しそうなお酒が並べられ、座ってメニューを眺めているだけでワクワクしてきます。



ひとまず今回は「ろばた焼 海賊」のおすすめ料理を中心に、いろいろと飲み食いをしてみましたよ。
名物の鮮魚とジャンボ焼き鳥に万歳三唱
まずは瓶ビールをパートナーに迎え、鮮度に徹底的にこだわったという「大海賊盛り」からいただきました。

ワハハッ! 見るからに新鮮な、豪華な刺身の盛り合わせのお出ましだ!(写真は2人前)


なにやら「ろばた焼 海賊」の刺身は漁師直送の空輸便と豊洲市場で仕入れた鮮魚を使っているため鮮度が抜群。解凍を一切しないことをこだわっているのだそう。

どの刺身も本当にぷりっぷりで、口の中でじゅわっと広がる旨味が最高。これは最初に食べておいて大正解でしたね。「うちの魚はこれですから」っていう、名刺代わりの刺盛り。このあとの料理すべての期待値が爆上がり!
これは瓶ビールもいいけど、やっぱり日本酒か焼酎ですね。慌てて日本酒の3種飲み比べも注文しました。

3種飲み比べで980円という価格も良心的で嬉しいな〜。

日本酒と瓶ビールの二刀流でチビチビと飲み進め始めると、今度は昔からの看板料理「海賊名物ジャンボ焼き鳥」のねぎ間大串焼きが登場!
これもまたいいですねえ。剣に刺した焼き鳥っていう豪快さがいかにも海賊って感じで!

一粒が大きいからワイルドで食べごたえがあるし、ふわっと柔らかくてジューシー。そしてなにより焼き加減が完璧! 表面がパリッと香ばしくてめちゃくちゃウマい!
これは否応なしに炉端焼きも楽しみになっちゃうやつ……!
炭火の香ばしさがたまらない炉端焼き
そしていよいよ真打登場。限定の「極上のどぐろ焼き」!

うわあああぁぁぁぁぁっ!! ギャアアアァァーーーッ!! ワンワンワンッ!! ワンワンワンワンッ!!
これは興奮する。今ここに、あまりにも完璧なフォーメーションが完成した!!

完璧に焼き上げられたのどぐろの炉端焼きに、日本酒の3トップ!

これは贅沢ですねえ……。なんという贅沢なんでしょう……。この美しき組み合わせを眺めているだけで、別のお酒も飲めちゃいそう……。
そんなことも言ってられないので、のどぐろをひとつまみいただきます。皮は静かにパリッと音を立て、ホクホクの白身を取り出して口に運ぶと、とろけるように身がほぐれながら広がっていく濃厚な旨味。そして炭火の香ばしさ……!

そう、炭火の香ばしさが身にもしっかりついてくるんですよ。炭のオーラをまとってる。だから食べると口から鼻へ炭の香りが抜けていく。もうこれは五感で楽しむメニューだ。もちろん日本酒との相性も申し分なし。ああ……なんて贅沢なんだろう……!

もちろん炉端焼きは魚だけじゃなく、野菜だって最高。
大人気メニューだという「肉厚ステーキ 大椎茸焼き」も素材の美味しさを引き出しながら炭の香りがプラスされる芸術のような焼き加減。あっさりと出汁で味付けしているのも絶妙ですね。本当に美味しい!
店が存続して本当によかった!
まだまだいろいろ食べたかったけど、おなかはすでに満腹。でもせっかくだからと、「ごぼうの唐揚げ」と「炉端焼きおにぎり」のバター醤油味も詰め込んでフィニッシュとすることにしました。

ごぼうの唐揚げはカラッとした衣ももちろんだけど、ゴボウの存在感があって最高ですね。ホクホクだけどシャキシャキで噛みごたえがあり、噛むほどに味が広がります。一生噛み続けていたい。

炉端焼きおにぎりはこの上ないシメメニュー。醤油がこんがりと焦げて香ばしさがブースト。焦げた部分のパリッとした食感も、バターの濃厚な味わいもたまらないし、バターと炭の香りの余韻がずっと残るのもよかったです。思い出しながら帰路につけて幸せでした。
まだまだ食べてみたいメニューがたくさんあった「ろばた焼 海賊」。鮮魚や野菜は旬にあわせて頻繁に入れ替わっていくようですし、雰囲気も炉端焼きも最高。何度も足を運びたくなるお店でした。
それにしてもしみじみ感じたのは、このたびリニューアルを経てお店が存続することになってよかったなあと。続いたことに感謝しつつ、また飲みに行く機会を作れるのを楽しみにしたいと思います。
店舗情報
ろばた焼 海賊
住所:東京都墨⽥区江東橋3-11-2 1F
営業時間:17:00~26:00(LO 25:00)
定休日:なし
取材協力:ろばた焼 海賊
(執筆者: ノジーマ)
