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『エイリアン:アース』藤岡弘、インタビュー「“人生はサバイバル” このドラマは問題意識を私たちに問いかけている」


「Rotten Tomatoes」批評家スコア96%の高評価を記録!『SHOGUN 将軍』のFXが放つ「エイリアン」シリーズ初のドラマシリーズ『エイリアン:アース』がディズニープラス スターにて独占配信中です。

【イントロダクション】宇宙最恐の生命体が、地球に襲来――。“何か”が格納されたコンテナ。それは、最悪の悲劇の始まりだった… 今年の夏、未だかつてない究極のサバイバルスリラーが幕を開ける。

そんな本作のPRのために作られた特別動画に登場している、藤岡弘、さんファミリー。最強のエイリアンを吹き飛ばすほどの強さを持つ藤岡弘、さんに特別映像に出演した感想や、シリーズの魅力についてお話を伺いました。

●今回の「エイリアン」シリーズ初のドラマシリーズ、数々の危機を乗り越えられてきた藤岡さんはどのように受け止めましたか?

僕はドラマにのめり込んでしまうとフィクションというよりも、自分が実際にそこにいるかのように感じてしまうんです。もしも自分が同じ状況に遭遇したらどう対応するか、ということを体全身で感じてしまう。だから、登場人物と同じ気持ちになって行動しているような感覚になるので、リアルすぎてとても疲れるんです(苦笑)。

これは、自分の野生的な本能が蘇るからなんですね。血が騒いで「オン」の状態になってしまう。一般的に映画を楽しむ方たちとは違った感覚になるのは、世界100か国以上の旅で何度も死線をさまよった経験が蘇ってくるからです。日本にいるとそういうことはないですが、一歩外に出ると容赦なく、ちょっと油断しただけで足元をすくわれるような世界を歩いて来たので、常に危機に対するセンサーを「オン」にしておかないといけない。世界は本当に怖いですからね。

だから僕はこの『エイリアン:アース』の物語から、今後どう生き抜くかという知恵を学んでいるのかもしれません。「俺だったらこうする」「どう生き抜くか」と、自分が培ってきたサバイバル術を重ね合わせながら観ているというわけです。危機に対するセンサーが一般の人とはズレているのは、幼い頃からの実践体験や、俳優としての活動が影響している部分もあります。武道を続けてきたこともあり、自分自身を守る、自衛するためのセンサーは非常に強くなっています。

だから、僕には「オン」と「オフ」の切り替えがあって、今はちょうど「オン」になっているんです。そのため、みなさんにも危機感が伝わってしまい、威圧感を与えてしまっていたら申し訳ないのですが、これは僕の人生そのものです。オフの時はまた違った人間ですが、昨夜『エイリアン:アース』を観た影響もあり、今日は特に「オン」になっています。

●今回は藤岡ファミリー総出演で探検隊を務めるなど、ご家族で危機に立ち向かうというみなさんならではのイベントになりました!

子どもたちは大変申しわけないのですが、私という父親の元に生まれたために、私自身の強い実践体験が子どもたちの人生に影響しています。俳優としての私よりも、人間として世界を旅しながら多くの死線をくぐり抜けてきた経験があり、そのおかげで子どもたちの将来を考えた時に、この生き抜くための知恵を伝え、継承していかなければならないという親としての強い責任を感じるようになったんです。

子どもたちにとって良いことかわからないですが、私という親に出会った以上、自立し、国境や民族を超えて、どんな状況でも生き抜ける人になってほしいという思いがあるんです。そのため、幼い頃から厳しいサバイバル感覚を植え付けるように鍛えてきました。それは子どもたちにとっては特別な環境だったかもしれませんが、いつか必ず、この長い人生の中で僕から教わったことが役に立つ時が来ると確信しています。

これから何が起きてもおかしくないこの時代、混沌とした世の中を生き抜くためには、子どもたちがサバイバルのスキルを身につけなければいけない時代が来るのではないかと予測しています。いつ日本が侵略されたり、とんでもないことが起きてもおかしくない。その時にどう生き抜くか、どう対応するかを、普段から子どもたちに言い聞かせています。

●今回のこの『エイリアン:アース』、藤岡さんの想いやご家族のお話を聞いた上ですと、人生を生き抜くヒントや気づきももらえそうな作品と言ってもよいのかもしれません。

まさにその通りです。子どもたちにはぜひこれを観てほしいですね。例えば、新しい感染症なども小さな目に見えない“エイリアン”のようなものだったでしょう? 状況は同じです。このことは個人の問題ではなく、全人類が団結して対応しなければいけない問題です。家族も同じ。一人で戦うのは無理で、お互いに助け合い、団結することが必要です。

地球人全員が運命共同体として戦わなければならない相手は“エイリアン”とも言えます。大きさが違うだけで、目に見える敵と見えない敵との戦いという点は変わりません。だからこそ、「人生はサバイバル」なんです。これはあくまで空想の物語ではなく、もっとリアリティのある、あり得る話です。UFOや宇宙生命体の可能性が取り沙汰されている今、私たちはあらゆる事態を想定し、どう対応すべきかを考えなければいけない。このドラマは、そうした問題意識を私たちに問いかけているのです。

家族でこの映画を観れば、親は「どうやって家族を守るか」を考えさせられ、子どもは「誰かに助けを求めるのではなく、自分で生き抜く知恵を身につけなければ」と考えるきっかけになるでしょう。

私は、さっきも言ったように自分の経験から得た知恵を子どもたちに伝えたいと考えています。その中で『エイリアン:アース』は、子どもたちに「生きる」ことについて深く考えさせる、非常に重要な作品だと感じています。

●今日はありがとうございました!

撮影:塚本 桃

(執筆者: ときたたかし)

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