8月4日、シャープ株式会社が「VR触覚コントローラー」の事前登録（第2期）を開始しました。8月29日まで事前登録を募集しています。登録者には開発の情報やデモ体験会などの最新情報が届けられます（製品販売の事前予約ではありません）。
新感覚！触れるVR
あれとかそれとか、触りたくないですか？
VR内のオブジェクトの”手触り”がわかる！
VRをプレイしていると目の前に存在するオブジェクトに触れられないもどかしさを感じることはありませんか？ そのフラストレーション、解決します！
VR触覚コントローラーを使うと、触れたことがわかるだけでなく、手触りまでも感じることができるようになります（さらさら、ざらざら等）
VR触覚コントローラー特設サイト（事前登録はこちらから）
https://01program.jp.sharp/hapticcontroller[リンク]
「登録受付開始後、予想を上回る数のお申し込みを頂いております」という同社の担当者に話を聞きました。
「VR好きの技術者が、VRには触覚がないことに不満を感じていたところに、社内公募制度（※）が始まったことがきっかけ」でVR触覚コントローラーのプロジェクトが立ち上がったといいます。
（※社内から事業アイデアを募集し、事業化を目指す新規事業創出制度「SHARP 01 PROGRAM」のこと）
VR触覚コントローラーとは「VR空間における対象となる物の、滑らかさなどの表面の質感を体験いただくためのコントローラーです。現段階では、VR空間内でのコミュニケーションを主としたエンターテイメント用途を想定しています。例えば、本コントローラーを装着すれば、VR空間に設置された対象物や、アバター自身あるいはアバターが持っている物に触れた際に、その対象物の質感を感じることができるようになります」ということです。
開発段階にあるVR触覚コントローラーですが、両手セットのターゲット価格は税込10万円が想定されています。発売になるか否かに関しては「“お客様がお求め可能な価格で提供可能か”“十分な需要が存在するのか”など様々な観点から複合的に検討し、判断する予定です」と話してくれました。
SHARP 01 PROGRAMでは、VR触覚コントローラー以外にも「複数のプロジェクトが進行しています」とのことなので、今後のプロジェクトも楽しみです。
© SHARP CORPORATION
※画像提供：シャープ株式会社
(執筆者: 6PAC)
