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飲み会用カメラにいいかも? ARグラス「XREAL One」+カメラモジュール「XREAL Eye」を単体カメラとして使ってみた


「XREAL One」専用のカメラモジュール「XREAL Eye」は、親指の先ほどのサイズで、ARグラスに装着して簡単に写真や動画を撮影できるコンパクトなデバイスです。解像度は写真が2016×1512、動画が1600×1200で撮影可能で、シャッター音やLEDランプの点灯で撮影意図を明確にします。2GBの内部ストレージに保存できるため、スマホ接続なしでも単体で使用可能です。単体のカメラや、6DoF対応で空間ディスプレイ機能を強化するなど、様々な用途に対応します。6月下旬にAmazonや楽天市場での発売が予定され、価格は1万3980円(税込)です。

スマホやPCとUSB-Cケーブルで接続して目の前に大画面を表示するARグラス「XREAL One」専用のカメラモジュール「XREAL Eye」。6月下旬に出荷予定の製品ですが、日本XREALからお借りして試用してみました。今回はカメラ機能にフォーカスしてご紹介します。

静止画や動画をグラス本体に保存するカメラモジュール

XREAL Eyeは、親指の先程度とコンパクトなカメラモジュール。サイズはW12×D8×H15mm、重量は約1.35gです。

XREAL Oneのフレーム中央、ブリッジ部分にポゴピンを挿して装着し、XREAL Oneに接続したデバイスの電力で動作します。

グラス本体のボタンを押して写真や動画の撮影が可能。写真は2016×1512の解像度で電子式手ブレ補正(EIS)、ノイズリダクション、エッジのギザつき処理に対応します。動画は1600×1200の解像度で30fpsもしくは60fps、最大60秒の撮影に対応。

撮影時の注意事項として、「被写体や被写体となる人物の許可を得る」「人が多い場所や撮影禁止エリアではXREAL Eyeを外すこと」「現地の法令・規則を遵守すること」を呼びかけています。写真撮影時には強制でシャッター音が鳴り、写真・動画の撮影時にはカメラレンズ周囲のLEDライトが強制点灯する仕様。

撮影したファイルはグラス本体の2GB容量のストレージに保存されます。グラス側でMTPモードに切り替えることで、接続したデバイスにファイルの転送が可能。スマホ型コンパニオンデバイス「XREAL Beam Pro」を接続する場合はBeam Proに直接保存できます。

単体カメラとしても使用可能

撮影したファイルは本体に保存できるので、スマホにつながなくてもグラスに電力さえ供給できれば、単体のカメラとして使うことができます。ガジェット好きとしても知られるニッポン放送の吉田尚記アナウンサーは、XREAL Eyeの発表イベントでさっそく単体カメラとして使って動画をポストしていました。

会社の飲み会で使ってみた

というわけで、お借りしている間に会社の飲み会があったので使ってみました。USB-Cケーブルをモバイルバッテリーに接続して電源を供給。ネットワークに接続する必要もなく、単体カメラとして使えるようになります。

ARグラスをかけて「写真撮りますよー」と声をかけると、「なんだなんだ」と楽しそうに写真に写ってくれます。実際の視界に近い画角で撮影でき、スナップ写真としては十分な画質。

動画は30fpsで撮影してみました。自分の視界がそのまま切り取られたような動画が撮影でき、その場の雰囲気がリアルに伝わります。飲み会の思い出を記録するなら、このスタイルはけっこうオススメです。

6DoF対応の空間ディスプレイを実現

今回は時間がなく十分に試せなかったのですが、XREAL Eyeには空間ディスプレイをより便利に使える機能も。XREAL Oneは独自チップ「XREAL X1」の搭載により、グラス単体で空間上に画面を固定する3DoF(Degree of Freedom、自由度)の空間ディスプレイを実現していますが、XREAL Eyeを装着することで空間ディスプレイが6DoFに対応します。空間上で前後の位置を把握できるため、固定された画面に顔を近づけて細かい文字を読むような使い方が可能になります。

XREAL Eyeは、公式サイトと取り扱い販売店で予約を受付中。価格は1万3980円(税込)です。Amazonと楽天市場は6月下旬の発売時に取り扱いを開始します。

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