
株式会社かつやが4月25日から期間限定で発売した「かつやの中華ざんまい丼」(以下、中華ざんまい丼)に困惑する消費者が続出しているようです。

「海老チリ・回鍋肉・油淋鶏 一度に食べたいを叶えます」というキャッチコピーの中華ざんまい丼には、海老チリソースをかけた海老フライ、チキンカツに甘酸っぱいネギダレをかけた油淋鶏、甘辛いタレを絡めた厚切り肉の回鍋肉の3品がのっています。
この中華ざんまい丼ですが、SNSには「俺の知ってる海老チリと違う」「途中からなに食ってんのかわからなくなる」といった声が数多く見受けられます。
こうした消費者の声についてかつやの担当者に訊ねると「SNSやメディアで多くの反響をいただけていること、大変嬉しく思っております。かつやの中華ざんまい丼は話題性だけを狙ったものではなく、かつやの期間限定メニューとして常に大切にしている“お客さまにワクワクしていただけるか”、“意外性はあるか”、“ボリューム満点でご満足いただけるか”という点にこだわって開発いたしました」と話してくれました。
かつやのチキンカツや海老フライに使用されている「究極の生パン粉」は、揚げたときのサクサク感を生み出す剣立ちを重視し、パン粉にするパンもかつや専用に原料を厳選しているといいます。「その中で、数種類の中華料理を1度に食べられる丼を作りたい、そんな思いから今回の海老チリや油淋鶏が誕生しました」とも説明してくれました。

消費者を迷わせてしまった気がする中華ざんまい丼ですが、かつやの担当者に言わせると「あれも食べたい! これも食べたい! そんな腹ぺこな時でも、迷うことなくこの一択で選ぶ時間を短縮する。1人で中華料理を食べたいと思ったときに、複数種類を選べないからどれにしようかと迷うことはありませんか? そんな時は中華ざんまい丼。この一択で、選ぶ時間と迷いを解決いたします」という答えが返ってきました。
話題になったことについては「おかげさまでSNSやメディアで大変話題にしていただけました。お客様が店舗にご来店いただくきっかけとなり、数多くのお客様にご来店いただき、本当にありがたいことです」と話してくれました。
海老チリソースがかかった海老フライや、甘酸っぱいネギダレのチキンカツに困惑しながらも、かつやが大事にしている「ワクワク感」「意外性」「ボリューム」を感じた消費者は多かったようです。
※画像:アークランドサービスホールディングス株式会社
(執筆者: 6PAC)