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『電波少年』『バラ珍』……追い詰められ、苦しまぎれの企画立案がヒット企画を生む!


多くのヒット番組や企画は意外なところから生まれることがあります。『進め!電波少年』で生まれた「電波少年的懸賞生活」は、その好例です。この企画はネタ出し会議直前までアイデアが浮かばなかった作家が、エレベーターで思いついた一言「懸賞生活」がきっかけで、当時のプロデューサーに即座に採用されました。同様に『嗚呼!バラ色の珍生!!』も、初期の低迷期を「ご対面番組にすれば?」との提案で立て直し、長寿番組になりました。追い詰められた状況で生まれたアイデアでも、それがヒットする背景には、日々のアイデアの蓄積が重要であることが強調されます。

ヒット番組、ヒット企画の鉱脈はどこに隠されているのだろうか? その意外なキーワードは“苦しまぎれ”にある。

「アポなしロケ」、また猿岩石の「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」などのヒット企画を生んだ『進め!電波少年』(日本テレビ系)。その中で「電波少年的懸賞生活」という企画があった。「人は懸賞だけで生きていけるか?」をテーマに、素っ裸にさせられた若手芸人・なすびが、懸賞雑誌で生きるための食料や必需品などをゲットしていった。

この企画は、とある同番組の担当作家の発案。番組のネタ出し会議の直前まで全くネタが浮かばず、局へ向かうエレベーターの中で、紙の端っこに苦し紛れに「懸賞生活」と一言走り書きして提出。気づかなかったらスルーしてしまうその一言を見た当時の土屋敏男プロデューサーが「面白い!」と即採用。この企画が実現したのだ。
 
また、追い詰められたときのワンアイディアが番組を救うこともある。かつて島田紳助さん司会の『嗚呼!バラ色の珍生!!』(同系)という番組があった。同番組といえば、生き別れになった家族や命の恩人など、視聴者が会いたい人を大捜索し、対面にまでこぎつけるハートフルバラエティ。約7年続く長寿番組となったが、スタート当初は素人の不幸話に賞金を贈呈するという完全なバラエティだった。

ところが視聴率が低迷し、打ち切りもささやかれるように。この窮地を救ったのが、大物放送作家の「ご対面番組にすれば?」という一言だった。この提案によって番組が大胆リニューアルされ、人気番組として定着する。
 
だがこうした企画立案も、日ごろのアイディアの蓄積がモノを言う。考えるクセを身につけ、発想力を広げているだけで、いざというとき、ふと口にした企画が大ヒットにつながる。やはり思いつきといえども、そこに至るまでの鍛錬は必要なのだ。

(執筆者: 田中周作)

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