M.ナイト・シャマラン監督の最新作にして集大成となる『トラップ』が公開中。シャマラン監督と主演のジョシュ・ハートネットらが登場する特別映像が解禁されている。
世界的アーティストのライブ会場を舞台に、指名手配中のサイコパスな“切り裂き魔”と、彼を大掛かりな罠で捕まえようとする警察たちとの攻防を描く本作。切り裂き魔のクーパーは、娘に同行してライブを一緒に楽しむ優しい父親の一面も持っている。このライブ自体が自身を捕まえる罠だと気付いたクーパーは、娘に対する“良き父親”の顔を守りながら、包囲網を掻い潜る逃げ道を見つけ出さなければならなくなる。
特別映像は監督・キャストのインタビューと、緊迫感あふれる本編映像で構成されている。登場したシャマラン監督は、本作を「私の作品のなかでも異色」だと言い、アーティストのゴージャスなライブと殺人鬼の脱出劇を融合させた点について「異なる雰囲気を組み合わせた」と説明する。一方、切り裂き魔のクーパーを演じたジョシュ・ハートネットは、「シャマラン作品を観ていると徐々に恐怖心が湧いてくる。その緊張感は彼にしか作り出せない」と、監督の手腕を称賛。最後は、「映画館で他の観客と一緒に笑ったり息を呑んだりハラハラしてほしい」という観客に向けたメッセージで締めくくられている。
『トラップ』
10月25日(金)ロードショー