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『ザ・レイド』シリーズの鬼才! ギャレス・エヴァンス監督インタビュー『ギャング・オブ・ロンドンシーズン2』


アクション映画監督のギャレス・エヴァンスが手がけた『ギャング・オブ・ロンドンシーズン2』が、2025年1月にスターチャンネルで日本初放送される。また、Amazon Prime Videoの「スターチャンネルEX」では、2023年11月25日から独占配信が開始される。本作は、エヴァンスの『ザ・レイド』での経験を活かし多言語・多国籍な要素を融合させた作品で、複雑な人間関係やカルチャーが描かれる。シーズン2に先駆け、シーズン1も「スターチャンネルEX」で一挙配信される。エヴァンスは、ロンドンの神話的な雰囲気と独自のストーリーテリングを追求し、観客に強い印象を与えることを目指している。本作の見どころは、派手なアクションシーンや深いキャラクター描写であり、視聴者も感情移入していただけることを期待している。

『ザ・レイド』シリーズの鬼才ギャレス・エヴァンスが手がけ、世界中のアクション映画ファンを魅了した『ギャング・オブ・ロンドンシーズン2』(全8話)が、2025年1月より「スターチャンネル」にて独占日本初放送、及びAmazon Prime Video チャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」 にて11月25日(月)より独占配信決定。

シーズン2の放送・配信に先駆け、シーズン1(全10話)を「スターチャンネルEX」に て10月22日(火)より全10話一挙配信<字幕版・吹替版>。そしてBS放送の「スター チャンネル」では11月18日(月)よりTV初放送となります。

本作の企画・脚本・監督を務めたのはギャレス・エヴァンス。ウェールズ出身のイギリス人 でありながら、インドネシアで格闘技アクション映画『ザ・レイド』を監督し一躍世界で注目され、続編『ザ・レイド GOKUDO』では松田龍平、遠藤憲一、北村一輝ら日本人俳優を起用したことも話題となった。 その世界最高のアクション映画監督のひとりであるエヴァンスの作品へのこだわりや制作の裏側について聞いたインタビューが到着しました!

――本作制作の経緯を教えてください。

パルス・フィルムズのトーマス(・ベンスキー)とルーカス(・オチョア)が「ギャング・オブ・ロンドン」というPSPゲームの権利を取得したということで連絡をもらいました。彼らは映画化したいと考えていたのですが、ロンドンは道を歩いているだけで15の言語が聞こえてくる都市です。私はそれを生かした多言語、多国籍な作品を作りたいと思ったのですが、映画では2時間のうち15分しか、脇役や小ネタに割く時間がない。それでは物足りないのでテレビシリーズでどうかと提案しました。インドネシアにいたとき、東南アジアの地域にまたがるシリーズの構想も温めていたんです。

ありきたりなギャングものにはしたくなかったので、ストーリーに独自の切り口を見出すことが重要でした。父親の罪によって引き裂かれる家族や人間関係について、オペラ的で映画的なものにしたかったのです。ひとつの出来事から多くの異なる文化や多様なキャストへと物語が広がっていきます。それぞれの母国語を話す登場人物が必要でした。

――『ザ・レイド』での格闘振付(ファイト・コレオグラフィー)のテクニックは『ギャング・オブ・ロンドン』でどのように応用しましたか?

例えば、パブでのアクションシーンでは灰皿やダーツを武器として使いたいと思いました。『ザ・レイド』でもそうだったように、役者の体格や筋肉に合わせる必要もありました。エリオット役には私たちが考案した振付けをこなせる俳優が必要で、(エリオット役の)ショペ・ディリスのトレーニングを担当したクリス・ライトは、最初のファイト・アセスメントから「彼は動けるよ」と太鼓判を押していました。素晴らしかったです。私は彼を俳優としてだけでなくファイターとして扱いました。

――メインのキャストたちについて教えてください。

ジョー・コールをショーン・ウォレス役で起用できたことはラッキーでした。ショーンは非常に複雑で、むごい行為を行うのですが、同情する部分もあるキャラクターです。獰猛なエネルギーとともに、弱さとカリスマ性も必要で、ジョー・コールはそれを備えていました。ミシェル・フェアリーは、マリアン・ウォレスというマクベス夫人的な役を演じていますが、素晴らしい演技力でした。マリアンは、父親の真実から息子を守り、彼を新しい王として支え、自分たちが街を支配してきた権力に対する反発に立ち向かおうとしています。ショーンを新国王として支えるのです。エド役のルシアン・ムサマティはとても重厚感のある紳士で、声も格別にいい。エドのタフな面だけでなく、ルシアンにはその弱さもありました。息子のアレックス役のパーパ・エッシードゥとのコンビネーションも良かったですね。

――裏社会についてどのようにリサーチしたのですか?

「ラビット・ホール」(底なし沼)ですよ!脚本家のマット・フラナリーと私は1週間かけてあらゆることを調べたのですが、見たくないようなものも目にしました。さらにジャーナリストや元潜入捜査官、元犯罪者たちとロンドンを歩き回り、彼らの経験を聞き出しました。知人が、「こういった送金店舗はお金を洗浄するために使われるんだよ」と教えてくれ、私たちが観察していたら、覆面パトカーが停まり、私服警官が10人ほど乗り込んできたんです!私たちはその話を取り入れることにしました。

――本作制作にあたり影響を受けた作品などありますか?

ロンドンを少し神話的な雰囲気にしたいと思いました。有名な観光場所とか赤いバスとかは消したかった。私はデヴィッド・フィンチャーの大ファンなので、『セブン』を参考にしました。ロンドンという街は登場しますが、どこかわからないような感じにしたかったんです。

――『ギャング・オブ・ロンドン』で最も誇りに思うことは何ですか?

インドネシアでやっていたことをイギリスに持ち帰りたかったので、向こうでやったことをテレビの予算で実現できたのは大きな成果です。特に第6話は、これまでに挑戦したことのないものでした。精神的にも肉体的にも大きな挑戦でした。西部劇や『リオ・ブラボー』のようなシチュエーションで、ラスト20分間は延々と続くアクションの連続です。気にいっているエピソードですよ。

――最後にファンにメッセージをお願いします!

アドレナリン全開のアクションシーンを楽しむだけでなく、登場人物を知ったような気分になってもらえればと思います。私がテレビを見ていて一番好きな瞬間は、誰かの決断に全く同意できず、テレビに向かって叫びながら嫌悪感を露わにするときなんです(笑)。もしみなさんが、『ギャング・オブ・ロンドン』の登場人物たちにそのような強い思いを抱いてくれたら、とても嬉しいです!

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【放送】スターチャンネル
《字幕版》11月18日より毎週月曜23:00 ほか
《吹替版》11月20日より毎週水曜23:00 ほか※11月9日(土)23:30 吹替版第1話先行無料放送

【配信】スターチャンネルEX https://www.amazon.co.jp/channels/starch
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0D152NMKX/

《字幕版・吹替版》10月22日より全話一挙配信
作品公式ページ:https://www.star-ch.jp/drama/gol/1/
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