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あの感動が再び蘇る!『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』⼾惑うビリーの姿が微笑ましい本編映像解禁


『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(2011)、『愛を読むひと』(2002)、『めぐりあう時間たち』(2008)など上質なドラマの名⼿として知られるスティーヴン・ダルドリーの監督デビュー作にして、いまもなお多くの⼈に愛される不朽の感動作『リトル・ダンサー』がデジタルリマスター版で23年ぶりにスクリーンで⾊鮮やかに蘇り、『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』として、10⽉4⽇(⾦)より新宿ピカデリーほか全国公開になります。

2000年9⽉にイギリス公開された本作は、世界の映画祭で⾼い評価を受け1億ドル超えの⼤ヒット、⽇本でも2001年1⽉から公開されると、少年ビリーが偏⾒や環境に負けず、夢に突き進む姿に多くの観客が胸を熱くした不朽の感動作。バレエ・ダンサーを夢⾒る主⼈公ビリーを演じたのは、『ロケットマン』や『異⼈たち』など今や世界的な実⼒派俳優となったジェイミー・ベル。当時13 歳だった彼は、2000⼈を超える候補者の中からオーディションで選ばれました。

ビリーにとって踊ることは、⾃分を表現する⼿段。軽やかな動きでなく、⼒強く激しく「これが僕のバレエなんだ」と訴えてくるダンスシーンの数々は圧巻。さらに、世界的バレエ・ダンサーのアダム・クーパーが特別出演しているのも⾒逃せません。
⾳楽は70年代に⼀世を⾵靡したグラムロックのT・レックスによる名曲の数々や、ザ・クラッシュ、ザ・ジャムの⼈気曲などが使⽤され、ビリーの⼼に寄り添うように鳴り響き、観る者のすべての魂が揺さぶられる。また本作に深く感動したエルトン・ジョンが、ミュージカル化を熱望。今や⼤⼈気のミュージカル『ビリー・エリオット』が誕⽣しました。

この度解禁された本編映像は、ボクシングの練習をこっそりサボり、チュチュを着た⼥の⼦たちと⼀緒にバレエの練習に精を出すビリーの姿
が印象的なもの。バレエの世界に⼼奪われたものの、やはり⼥の⼦たちに囲まれてのバレエ練習は少し恥ずかしい。ボクシングの練習を装い⾒つからないようにこっそりバレエ練習に参加し始めたビリーは、ステップを刻んだり、くるくる回ったりする⼥の⼦の中で右往左往。どうしたらいいのかわからず困惑するビリーは思わずウィルキンソン先⽣に「僕は︖(何をしたら)」と確認するも「よく⾒てて」と跳ね返され、仕⽅なく再び練習に戻ります。

練習終わり「バレエなんて⼥が習うもんだ」と⾔いつつも、ウィルキンソン先⽣に「決めつけないの。辞めるのなら靴を」と⾔われるとしっかり「続けます」とレッスン代を払うなど、バレエは⼥性のものという固定概念に対し、ビリーの葛藤が少し垣間⾒えるシーンとなっています。果たしてビリーはロンドンのロイヤル・バレエ団で踊るという壮⼤な夢を叶えることができるのか。

さらにTAKAHIRO、ARATA、⼤貫勇輔、ジョージ朝倉ら著名⼈より応援コメント&イラスト到着!ダンサー・YouTuber として⼤活躍するARATA は「僕の⼈⽣に⼤きな影響を与えてくれたビリーにこうしてまた会える⽇が来るとは︕ 23 年の時を経て再びスクリーンに蘇るビリーから、新しい勇気と感動をもらえるはずです。」とダンスを志すキッカケの1つとなった本作に熱いコメントを寄せ、またビリーのようにロイヤル・バレエスクールで学び、現在はダンサー・演出家・指導者として活躍する⼭本康介は「ダンサーたちがどうして踊り始めたかを思い出させてくれる作品。 世界中、ダンス界を将来リードする⼈たちはエリートの中からではなく、 同じ街の近所の⼦どもかもしれない。 ⼈の⼼を動かすのは、技術ではなく⼈の⼼そのものだと改めて気づいた。」

俳優やダンサーとして⼤活躍、ミュージカル「ビリー・エリオット」でオールダー・ビリーを演じたこともある⼤貫勇輔は「⾔葉にならない⾔葉。それがダンス。 1 ⼈の少年のエネルギー、電気が⼤⼈を変え、それが伝播していく。けれど⾮情にも世の中は流れていく、切なさ。 ⽗親になった今、⾒直してみて、新たな感動と表現者としての初⼼を忘れてはいけないなと感じさせてもらいました。」とコメントを寄せ、今回本映画を初めて観たダンサー・振付家TAKAHIRO は「この世の中、同調圧⼒に押され、周囲の顔を伺いながら皆⽣きていく― いつしかそんな世界の住⼈になっていた私は、映画を⾒て涙が⽌まらなかった。 ⼈⽣は⼀度しかない。そして⽣きている限り未来がある。 尊厳を持って夢中にダンスに向き合うビリーの姿に、 ⽣きる尊さと若き⽇の情熱を思い出した。 『リトル・ダンサー』に出会えてよかった。」と感動を伝えています。

また本作に影響を受けて、第77 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部⾨に選出された映画『ぼくのお⽇さま』(9/13公開)の奥⼭⼤史監督は「中学⽣の時、学校の図書室で『リトル・ダンサー』と出会い、それまでに観てきた映画の中では体験したことないほどに感動しました。⼤学⽣の時、映画を撮りたいと思って観直したところ、イギリスの労働者階級が背景にあることに気づき、その時代且つそのコミュニティ特有の“男は男のスポーツを”というジェンダーバイアスの中、懸命にまっすぐバレエダンサーを⽬指すビリーの姿がより魅⼒的に思えました。そして何度観ても、怒りっぽいけれど誰よりも息⼦の幸せを願う⽗、素っ気なくも愛情深い兄、ビリーを全肯定して背中を押す親友マイケル、出てくる⼈みんなが愛おしくてたまりません。デジタルリマスターは、ただ解像度を上げただけではなく、それに伴って⾊合いや質感も再構築されているように感じました。いっさい古く感じず、全く新しい映画として楽しめると思います。(トークイベントより抜粋)」と⽌まらない愛を語ります。

バレエダンサーを⽬指す少年の奮闘を描いた漫画「ダンス・ダンス・ダンスール」を好評連載中の漫画家ジョージ朝倉は⾔葉では伝えられない感情をダンスで表現するビリーが躍動するシーンのイラストの描き下ろしと共に「初めて観たのは夜中にテレビで。バレエになんの接点もない頃。T・レックスでジャンプする主⼈公、ロンドンコーリングで⻘空の下⽩いシーツを避けながら逃げる兄、タバコを吸いながらレッスンする先⽣、お⺟さんの⼿紙、ストやぶり⽗ちゃん発⾒する兄、⾛る⽗ちゃん、ワンピースを着る友⼈、「そんなのみせなくても好きだよ」‥だいぶ後、私は少年が主⼈公のバレエ漫画を描きます。めちゃくちゃに影響されまくってます。」とこちらも影響を受けた作品だったことを明かしています。

夢を持つすべての⼈に贈る、きっとあなたの⾜元を照らす<⼤切な⼀本>になる、ビリーの情熱と家族愛に胸アツな⻘春ドラマの⼤傑作『リトル・ダンサー デジタルリマスター版』は、10⽉4⽇(⾦)より新宿ピカデリーほかにて全国公開。

(C)2000 Tiger Aspect Pictures (Billy Boy) Ltd.

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