ガンダムシリーズ劇場公開作品史上No.1ヒット更新中の「SEEDシリーズ」完全新作の劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のフィナーレ舞台挨拶が、キラとカガリの誕生日でもある5月18日に開催され、キャスト、スタッフが登壇しました。
2002年10月より全50話で放送されたTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』。当時の若い世代に向けて制作され、21世紀最初のガンダムシリーズとして始まり、これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し最高視聴率8.0%を獲得、さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、新世代のガンダムシリーズとして一世を風靡。
その後2004年10月から続編となるTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が放送開始すると更なる話題性を獲得し、最高視聴率は前作の『SEED』を上回る8.2%を獲得。
シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、TVアニメシリーズの枠に留まらないそのムーブメントは、グッズ、音楽、イベント、実物大フリーダムガンダム立像(上海)など多岐にわたり世界中を席巻しました。
1月26日(金)に全国353館で公開された本作は、ガンダムシリーズ最高の大ヒットスタートを飾り、2月9日(金)から 4DX・MX4D・DolbyCinemaの上映も始まり、何度もリピート鑑賞するファンが続出。公開から2週間(18日間)(1/26〜2/12)で、観客動員163万人、興行
収入26.8億を突破し、1982年公開の『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』(23億円)を超えて数あるガンダムシリーズ劇場公開作品の中でNo.1の興行収入を更新!
また、主題歌の西川貴教 with t.komuro「FREEDOM」は「オリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキング」で2週連続1位を獲得した他、エンディングテーマのSee-Saw「去り際のロマンティクス」や、挿入歌の中島美嘉「望郷」もランキングインを果たすなど、音楽面でも底知れぬ人気を見せ『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』現象が日本中を席巻し、公開から113日間(1/26~5/18)で、興行収入47億円、観客動員280万人を突破しました!
そしてついに公開17週・5月23日(木)にて全国規模での上映は終了(※一部映画館を除く)となり、これまで支えてくださった皆様への感謝の思いを込めてキラとカガリの誕生日でもある5月18日にフィナーレ舞台挨拶を開催。
保志総一朗さん(キラ・ヤマト役)、田中理恵さん(ラクス・クライン役)、石田 彰さん(アスラン・ザラ役)、下野 紘さん(オルフェ・ラム・タオ役) 、福山 潤さん(アルバート・ハインライン役)のキャスト陣と、福田己津央監督が登壇。フィナーレに相応しい華やかで大盛り上がりのイベントになりました。
「想像以上の盛り上がりを見せてくれたことが本当に嬉しいです」
約20年の年月を経て公開となった『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。全国規模での劇場上映終了に向け、これまでの超ロングラン大ヒットを共に祝おうと大勢のファンで満員となった会場に、保志総一朗(キラ・ヤマト役)、田中理恵(ラクス・クライン役)、石田彰
(アスラン・ザラ役)、下野紘(オルフェ・ラム・タオ役) 、福山潤(アルバート・ハインライン役) 、福田己津央監督が登壇。溢れんばか
りの拍手に包まれ、それぞれ一言ずつ挨拶し、舞台挨拶がスタートした。
保志:キラ・ヤマト役の保志総一朗です。ぱっぴぃ~!フィナーレとは言わせない!
田中:ラクス・クライン役の田中理恵です。よろしくお願いします。
石田:アスラン・ザラ役の石田彰です。『ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ上映に向けての催しにお集まりいただきありがとうございま
す。短い時間にはなりますが楽しんでいってください。
福山:みなさまようこそお越しくださいました、アルバート・ハインライン役の福山潤です。
下野:オルフェ・ラム・タオ役の下野紘です。
監督:監督の福田です。みなさんここまで応援のおかげで来れました、本当に今日はありがとうございます。
興行収入50億が目前ということがMCより伝えられると、監督は「みんなキリがいいのが好きですよね(笑)。でも本当にここまで応援してくれてありがとうございます。夢のような数字ですよ、まずそこは感謝しないと」とシリーズNo.1大ヒットへ感謝の思いを述べた。
MCよりこれまでの超ロングラン大ヒットについて反響を問われると、保志さんは「演じている側からすると作品を客観的に見れない部分あるんですが、周りの反響を聞いていると、これだけキャラクターがいるので、期待していたポイントや魅力が違っていたり、推しキャラがいたりなど、それぞれの楽しみ方があるんだな思いました」と回答。
田中さんは「担当の美容師さんが、『ガンダムSEED』が始まったころに生まれて、その当時『SEED』好きのお父さんの影響で物心ついた時からファンとおっしゃってくれた方がいらっしゃいました。父から娘、息子へ繋がり、世代を超えて楽しんでもらってるんだなと感動しました」と実体験を振り返った。
石田さんは「キャラの見せ場も魅力の一つですが、コズミックイラという架空の時代に起こった架空の戦争を描いているにも関わらず、現実視してしまうテーマを描いていることが、20年たってもこんなにみなさんに受け入れてくれる根底にあるんじゃないかなと思います。現実が架空の世界に似通っちゃだめだろと思いつつ、それがまた人間の業なんだろう、だから無意識的に受け入れやすいんじゃないかと思います」と語ると、監督は「やっぱり君(石田)はアスランだね」とすかさず愛のあるツッコミ。
下野さんは「長所や短所があっても、みんな必ず何かしたら欠点がある人間臭さがそれぞれのキャラに存在するから、そこに魅力を感じるんじゃないかなと思います。みなさんにどれだけ嫌われても僕だけはオルフェを好きになろうと思います!」とキャラ愛をアピール。
本作のイベントで初登壇となる福山さんは「見る側だったのが、いつの間にか関わらせていただき、SEEDシリーズはエンターテイメントとしての器が大きいなと感じました。人間ドラマや愛憎劇など面白いと思えるところをふんだんに入れ込んでいて、懐が広いなと印象を受けてました」と語ると、監督は福山さんが演じた早口のセリフが特徴のアルバートにちなんで、「相変わらず、早口ですね」と思わずツッコミ。
監督は続けて「最後の3枚の入場者特典は、僕も手伝いました。みなさんが喜んでくれたのであれば嬉しいです」と、最後の第17弾入場者プレゼントについても言及。ファンに向け感謝の思いを述べた。
その後、会場のスクリーンには「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想投稿キャンペーンで集まった全国のファンの方々からのコメン
トで作成された”メッセージハロ“が映し出された。このキャンペーンではキラとアスランの新録ボイスも使用した 「スペシャルムービー」も公開され、SNSで話題を呼んでいた。
映像は本編のキラとアスランが殴り合うシーンを使用したもので、保志さんは「あんな名シーンをいじっちゃっていいの?って思いましたが本番さながらで収録しましたよね?」と石田さんに振ると「アザができたよね(笑)」と返し、会場は笑いに包まれた。
・ついに劇場上映フィナーレ!『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』感想投稿キャンペーン スペシャルムービー
https://youtu.be/CR5EfL1W1Bg?si=CnmDIVztkWOA9-il
改めて自身にとっての「ガンダムSEEDシリーズ」とはという質問に対し、保志さんは「この時代に声優として“福田ガンダム”のオーディションの機会を得られることなんて滅多にないですから。あの時受けていて本当によかったです!」と自身の声優人生の起点を振り返った。
田中さんは「特典が欲しくて昨日劇場に足を運んだのですが、ボロボロ泣いてしまいました」。さらに「特典がどうしても欲しくて100回以上見にいらっしゃった方とも遭遇しまして、こういう形で支持していただいて本当にありがたいなと思います」とファンへの感謝の気持ちを吐露。
石田さんは「僕にとっての『SEED』は学ばせていただいた作品、という印象が強いです。アスラン役という役も含め、大イベントなど反響が大きい作品に携われたのは自分の中で糧になっています。そういう作品に出会えるタイミングは難しかったりするので、自分はラッキーだったなと思います」と回答。
本作の新キャラクターを演じた下野さんは、「『SEED』は憧れの作品で、TVシリーズが終わった時は関わることがないんだろうな思っていたのが、自分の中でも奇跡のようなタイミングでオーディションに受かって関わることができたのは改めて奇跡だなと思います。こうやってイベントに参加して、どれだけこの作品が人気なのか、みなさんの”ガンダムSEED愛”が冷める事なくむしろ盛り上がっているんじゃないかというのを実感してます」と述べた。
同じく新キャラの福山さんも「ガンダムに関わりたくて、声優の道を選んだといっても過言じゃないですが、そのようなタイトルで作品作りの面白さや自分の演じた早口キャラが立っていたようでよかったです。小学2年生の頃、ガンダムが好きすぎて作文に“将来は科学者になってガンダムを作る”という夢を書いていたので40年後に夢が本当に叶ってよかったです」と述懐。
最後、登壇者より一言ずつ挨拶。
下野「会場には今日が初めて鑑賞するという方がいらっしゃるということでドキドキしておりますが、オルフェ・ラム・タオという役をやらせていただいて、悪のリーダー的な役であり、演説するというシーンをとることが滅多にないので、難しさを痛感しました。作品をご覧いただいて、キャラと共に『下野さんここ頑張ったんだなぁ』と思ってもらえたら嬉しいです」
福山「アルバートをやらせていただくにあたって、想像以上にみなさんにたくさん誉められまして。いろんな思いが詰まった1つの時間になっておりますので最後までお楽しみください」
石田「もうすぐロードショーでのフィナーレとなりますが、ここまで支えてくださってありがとうございました。20年の時を経て、こうして映画化されたことで一つ到達点に達したなと思っております。現実世界でロボット開発をしている人が、これから『ガンダムSEED』を見てその道に進んだという人たちが出てくる時代が来るかと思うと、またこの作品が1つ違う影響力を得たような気がして鳥肌が立ちま
す。そんな作品をリアルタイムで目にしていることを自分の財産としていきたいと思います」
田中「最初は歌から始まり、ラクス以外にもミーア・キャンベルという役を経験させていただきました。20年の間に自分自身のスキルを上げてきて、そしてラクスを演じることができて本当によかったです。これまでのTVシリーズとは違うラクス・クラインを演じさせていただきまして、本当によかったです。7月6日のシネマ・コンサートでは、ラクスとして久しぶりに歌いますので楽しみにしていただければと思います」
保志「フィナーレ舞台挨拶と言われてしまうと終わっちゃう感じがして寂しいですが、毎年色んな仕事でキラを演じてきました。ただ、どこかで劇場版を待っている自分がいたので、ようやく戻ってくることができた、そしてみんなが待っててくれて、想像以上の盛り上がりを見せてくれたことが本当に嬉しいです。公開から今日まであっという間で“まだまだ終わらせんぞ”という気持ちが強いので、これからも世界に向けて『ガンダムSEED FREEDOM』の輪を広げていきたいと思っております」続けて会場に向け、『ガンダムSEED FREEDOM』これからも盛り上がっていくぞ!」と呼びかけた。
最後に福田監督は「キャストの皆さん、ファンの皆さん、ここまで本当にありがとうございました。また何かできたらいいですね」とメッセージを送り、締めくくった。
キャスト退場後、スクリーンにはサプライズで『SEED FREEDOM』CGチームからの特別ムービーが流れ、客席は再び沸き上り、『機動戦士ガンダム SEED FREEDOM』フィナーレ舞台挨拶イベントは大盛況の中、幕を閉じた。
オーケストラによる壮大な演奏と共に映画を楽しめる『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』シネマ・コンサート7/6(土)開催
そして、7月6日(土)に開催される「『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』シネマ・ コンサート」の公式HP先行のチケットが好評受付中! 本作のキャラクターデザイン・平井久司さん描き下ろしのイベントキービジュアルも初解禁となりました!
シネマ・コンサートに合わせて、フォーマルな衣装を身にまとったキラ、ラクス、アスラン、カガリ、シン、ルナマリアが大集合した豪華なキービジュアルとなっています。
イベントでは、映画のセリフや効果音はそのままに、劇中で流れる音楽をオーケストラによる壮大な生演奏で楽しむことができます。
さらに今回は、劇中音楽を担当した佐橋俊彦さんがコンサートの為にオーケストレーション(編曲)を手掛けました。そのほかにも、ゲストの福田己津央監督や佐橋俊彦さんによるトーク、T.M.Revolution/西川貴教さんやラクス・クライン役の田中理恵さんによる大迫力のオーケストラライブもお届けします。是非、ホールで大迫力の映像と音楽をご堪能ください!
【イベントタイトル】『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』 シネマ・コンサート
【開催日】2024年7月6日(土)
昼の部 11:30開場/12:30開演
夜の部 16:30開場/17:30開演
【会場】 パシフィコ横浜 国立大ホール
【出演】 編曲:佐橋俊彦
指揮者:栗田博文
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団
出演:T.M.Revolution/西川貴教、田中理恵
ゲスト:福田己津央・佐橋俊彦
※登壇者は予告なく変更する場合がございますこと、予めご了承ください。
【チケット料金】S席12,000円(全席指定/税込)
A席11,000円(全席指定/税込)※未就学児入場不可
※入場特典付き(詳細は公式サイト・公式Xにて後日ご案内いたします)
※入場特典は入場時にお渡しいたします。後日郵送などは致しませんので予めご了承ください。
※A席はS席の後方のお座席となります。詳細な座席割についてはお答えしておりませんので予めご了承ください。
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作品情報
タイトル 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』
5/23(木)全国規模上映終了(一部映画館を除く)
配給表記:バンダイナムコフィルムワークス、松竹
(C)創通・サンライズ
■STORY
C.E.75、戦いはまだ続いていた。
デュランダル議⻑の死により、デスティニープランは消滅したが、同時に大戦終結後の世界を安定させる指標は失われた。
各地で独立運動が起こり、ブルーコスモスによる侵攻はくり返され、人々はさらなる戦乱と不安の最中にあった。
事態を沈静化するべく、ラクスを初代総裁とする世界平和監視機構・コンパスが創設され、キラたちはその一員として、各地の戦闘に介入する。
そんな折、ユーラシア連邦からの独立を果たした国・ファウンデーション王国から要請があった。
ブルーコスモス本拠地へのコンパス出動を求めるものだ。
要請を受け、キラたちはラクスを伴い、ファウンデーション王国へ向かう。
■CAST
キラ・ヤマト:保志総一朗 / ラクス・クライン:田中理恵 /
アスラン・ザラ:石田 彰 / カガリ・ユラ・アスハ:森なな子 / シン・アスカ:鈴村健一 / ルナマリア・ホーク:坂本真綾 / メイリン・ホーク:折笠富美子 /
マリュー・ラミアス:三石琴乃 / ムウ・ラ・フラガ:子安武人 /
イザーク・ジュール:関 智一 / ディアッカ・エルスマン:笹沼 晃 /
アグネス・ギーベンラート:桑島法子 / トーヤ・マシマ:佐倉綾音 /
アレクセイ・コノエ:大塚芳忠 / アルバート・ハインライン:福山 潤 /
ヒルダ・ハーケン:根谷美智子 / ヘルベルト・フォン・ラインハルト:楠 大典 / マーズ・シメオン:諏訪部順一 /
アウラ・マハ・ハイバル:田村ゆかり / オルフェ・ラム・タオ:下野 紘 / シュラ・サーペンタイン:中村悠一 /イングリット・トラドール:上坂すみれ /
リデラード・トラドール:福圓美里 / ダニエル・ハルパー:松岡禎丞 / リュー・シェンチアン:利根健太朗 / グリフィン・アルバレスト:森崎ウィン /
ギルバート・デュランダル:池田秀一
■STAFF
企画・制作:サンライズ / 原作:矢立 肇、富野由悠季 /
監督:福田己津央 / 脚本:両澤千晶、後藤リウ、福田己津央 / キャラクターデザイン:平井久司 /
メカニカルデザイン:大河原邦男、山根公利、宮武一貴、阿久津潤一、新谷 学、禅芝、射尾卓弥、大河広行 /
メカニカルアニメーションディレクター:重田 智 / 色彩設計:⻑尾朱美 / 美術監督:池田繁美、丸山由紀子 /
CGディレクター:佐藤光裕、櫛田健介、藤江智洋 / モニターワークス:田村あず紗、影山慈郎 /
撮影監督:葛山剛士、豊岡茂紀 /
編集:野尻由紀子 / 音響監督:藤野貞義 / 音楽:佐橋俊彦
主題歌:西川貴教 with t.komuro 「FREEDOM」 / エンディングテーマ:See-Saw 「去り際のロマンティクス」
製作:バンダイナムコフィルムワークス / 配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹
■公式サイト
https://www.gundam-seed.net/freedom/
■公式SNS
X(旧Twitter):https://twitter.com/SEED_HDRP