『東京都北区赤羽』 、『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』、『さよならキャンドル』など、ヒット作を多く持つ漫画家の清野とおるさん。
その清野とおるさんがX(旧Twitter)で興味深い投稿を行っている。どうやら、夢で見たレシピが「トンデモなく美味しかった」らしいのだ。でも、清野さんが食べたのはあくまで夢の中。夢の中で食したレシピが本当に美味しいのかどうか、はわからない。
そのことは清野さん自身も心得ているようで、
「美味しいような気もするし、不味いような気もするし、普通のような気もするし。誰か試して教えてください」
とつづっている。
<清野さんのXツイート>
炊き立てごはんに蜂蜜かけて、それを海苔(味なし)で巻いてわさび醤油つけて食べたらトンデモなく美味しかった!!…という夢を見たんだけど、実際はどうなんだろう?
美味しいような気もするし、不味いような気もするし、普通のような気もするし。
誰か試して教えてください😴
炊き立てごはんに蜂蜜かけて、それを海苔(味なし)で巻いてわさび醤油つけて食べたらトンデモなく美味しかった!!
…という夢を見たんだけど、実際はどうなんだろう?
美味しいような気もするし、不味いような気もするし、普通のような気もするし。
誰か試して教えてください😴
—清野とおる (@seeeeeeeeeeeeno) January 29, 2024
実際に試してみた
なんだか美味しそうな気もするし、そうじゃないような気もする。
気になるので、実際に試してみました。
まずは炊き立てご飯。炊き立てであることが重要かもしれないので、お米を炊きました。
手巻き寿司用の海苔、わさび醤油、そしてハチミツを用意。ハチミツは、家にあった「メープルハニー」と「マヌカ蜜」でいきます。
まずはメープルハニーのほうをご飯にかけて……海苔でくるんで……わさび醤油。
そのまま、ガブリと口に放り込むと……。うん、甘い。甘いハチミツがご飯にからんでる。そこに醤油の香ばしい塩味とわさびの風味が重なり、最後に海苔のうま味と香ばしさが残る。ハチミツの甘さは、スッキリと消えるので、最後は海苔の独壇場かも。
……なんだろう。
思ったほどの拒絶感はない! けど、釈然としない(笑)。
今度はマヌカ蜜のほうで試してみる。
メープルハニーはメープルのすっきりした味わいだったのに対し、マヌカはマヌカハニー独特の濃厚さがある。海苔で巻いてわさび醤油をつけて食べると、やっぱり最終的には海苔の美味しさで幕を閉じる。
ハチミツの量を少なくしたら、もっと調和するかな、と思い少なめで試してみるも、最初にアタックしてくる甘さの総量が変わるだけで、最終的にはそこまで変わらない気がする。
ケンカもしないけど調和もしなかった
色々試しているうちに、「なんかこれはこれで悪くないかもしれない」という慣れが生じるステージまで意識が到達しました。けれども、「積極的にこれをやるか?」と言われたら、やらないと思う(笑)。
それぞれの味がケンカしてダメってことはなかったんだけれども、調和もしていないので、ハチミツご飯の味、わさび醤油の味、海苔の味、とそれぞれが独立していた印象でした。
結論的には「炊き立てご飯は美味しい」「海苔は美味しい」というところに行きついた気がします。
夢の中の清野さんの「トンデモなく美味しかった」感覚は、実はちょっと想像してました。ブルーチーズとハチミツのマリアージュみたいに、ハチミツの甘さとしっかりした醤油の塩気がマッチするんじゃないかな、という想像もあったので。
なので、アクセント的な量のハチミツと、もっと濃厚な醤油で完成するパターンも今後ありうるかもしれません。
見つけた方は、是非教えてください!