『赫い髪の⼥』(79)、『キャバレー⽇記』(82)など⽇活ロマンポルノの名作や、『遠雷』(81)、『W の悲劇』(84)、『ヴァイブレータ』(03)、『共喰い』(13)など数多くの脚本を⼿がけてきた荒井晴彦が、主演に綾野剛、共演に柄本佑、さとうほなみを迎えた映画『花
腐し』が11月10日に公開となります。2⼈の男と奇縁を結ぶ⼥、祥⼦を演じるさとうほなみを捉えた、シーン写真4点をが解禁。
【あらすじ】斜陽の⼀途にあるピンク映画業界。栩⾕(くたに)は監督だが、もう5年も映画を撮れていない。
梅⾬のある⽇、栩⾕は⼤家から、とあるアパートの住⼈への⽴ち退き交渉を頼まれる。その男・伊関は、かつてシナリオを書いていた。映画を夢⾒たふたりの男の⼈⽣は、ある⼥優との奇縁によって交錯していく。
ゲスの極み⼄⼥のドラマーとして活躍しながら『窮⿏はチーズの夢を⾒る』(20)やNetflix 映画『彼⼥』(21)での演技が注⽬、現在配信中の映画『次元⼤介』(23)でも永瀬正敏の恋⼈役を演じるなど、着実にキャリアを積み上げているさとう。この度解禁されるシーン写真は栩⾕(綾野剛)と伊関(柄本)、“2⼈の男と奇縁を結ぶ⼥性”祥⼦を演じるさとうの姿を捉えたもの。栩⾕との何気ない⽇常を切り取った様⼦のほか、⼥優を⽬指す祥⼦が、⼤好きな撮影現場ではにかむ笑顔を⾒せる姿、いきつけのスナックでカラオケを歌う様⼦など、いずれも静謐な中に、祥⼦の持つ⾊気や空気感と魅⼒が⾹り⽴つようなカットとなっています。
ふたりの男とひとりの⼥が織りなす湿度の⾼い男⼥の物語――荒井晴彦が、『⽕⼝のふたり』(19)に続く⾃⾝4作⽬の監督作品として選んだ本作。芥川賞受賞の松浦寿輝による同名⼩説に“ピンク映画へのレクイエム”ならではのモチーフを⼤胆に取り込み原作の“超訳”に挑んだ意欲作で⽇本映画史に残ること必⾄!切なくも純粋な愛の物語に期待を。
(C)2023「花腐し」製作委員会