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回転寿司チェーンのくら寿司が、日本食ブームの広がる中国大陸へ初進出。6月15日(木)、中国・上海市に「くら寿司 上海龍之夢中山公園店」をオープンした。
2009年にアメリカに初出店し現在は47店舗を展開、2014年に初進出した台湾では51店舗を運営しているくら寿司。
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中国大陸第1号店の上海龍之夢中山公園店は、上海市・中山公園駅に直結する大型ショッピングセンター「龍之夢購物中心」の7階にオープン。
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店舗面積720㎡に座席数220席(ボックス43席)を構え、海外店舗として初めて、入店から退店まで店員が接することなく食事が可能となる非接触サービス「スマートくら寿司」を完全導入している。
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中国大陸で人気のサーモンを使った限定メニュー「サーモンたたき」をはじめ、日本、アメリカ、台湾で既に提供しているメニューなどを、一皿12元(約240円)で提供する。
上海くら寿司の責任者である近藤和人 執行董事は、2013年に約1万店だった中国大陸の日本食レストランが、2019年には約6.5万店に急増したことに触れ、「コロナ禍による日本への渡航制限の影響から、現在、空前の日本食レストランブームが起こっている」「上海は中華圏で日本食レストランが最も多い都市と言われており、くら寿司が受け入れられやすい土壌があると確信している」と期待を寄せた。
今回の中国大陸初進出を皮切りに、年内には上海市内でさらに2店舗のオープンを予定しており、「中国大陸において今後10年間で100店舗を目指す」としている。