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性行為が違法となった日本を描く“エロエモ”ドラマ『アカイリンゴ』最終回直前!小宮璃央&川津明日香&新條由芽撮り下ろしインタビュー


ABCテレビにて、毎週日曜 深夜0時25分~放送されている、性行為が違法となった日本を描く衝撃作『アカイリンゴ』より、 最終回を前に小宮璃央さん、 川津明日香さん、 新條由芽さんの撮り下ろしインタビューをお届けします。

舞台は、15年前に性行為等取締法が制定されて以来、性行為が違法となった日本。
優等生の高校2年生、主人公・犬田光(小宮璃央)は成績で学年トップを争う幼馴染みの水瀬優(川津明日香)と、オンラインで勉強会をするなど勉学に励む日々を送っていた。

一方で、国民的人気女優ウチュラこと宇宙美空(新條由芽)の大ファンというミーハーな一面を持つものの、性行為に対しては嫌悪感を抱いている生真面目な性格。将来、セトリ(厚生労働省性行為取締官)に就くことを目標にしているが、性行為が禁じられた社会にはびこる“闇の組織”に巻き込まれていく……。

同名漫画を原作とした本ドラマは、いよいよ物語もクライマックス。そして、「デスゲーム編~犬田光の空白の一か月~《スピンオフ》」と「歩くアロマ教師・壇田律~心のホームルーム~《座談会》」がTVer、GYAO!にて無料配信中です。


・【小宮璃央主演】衝撃の実写化!『アカイリンゴ』PR公開!
https://youtu.be/KSZ4X2kbu_Q


・【小宮璃央主演】『アカイリンゴ』第1話、衝撃的なオープニングシーン先行公開!
https://youtu.be/20TDnytd5-E

そして過激なシーンも多い本ドラマですが、インティマシーシーン、いわゆる“ラブシーン”などについて専門的な知識をもとに携わるインティマシーコーディネーター・西山ももこさんが携わっていることでも注目されています。

性的描写シーンの調整役、インティマシーコーディネーター・西山ももこさんについて詳しくはコチラ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e5928891fc0d9a3dcf7a7969b98e877c53848de[リンク]

小宮璃央さん、 川津明日香さん、 新條由芽さんに、作品やクライマックスにかけての見どころと、お互いの印象をお伺いしました!

――今回、攻めたテーマの作品となっておりますが、出演が決まったときのお気持ちと、原作や脚本の印象をお聞かせください。

小宮:決まったときは、不安は少しありました。これを本当に映像化するのか?という。でも、そちらの不安しかなくて、自分自身がどうやってお芝居しようかとか、この作品に出たら今後の活動に影響がでるかなどは全然考えなかったです。やっぱり経験としてとても必要なものですし、自分のような若い人間が率先して出ることで、西山さんのようなインティマシーコーディネーターの方が幅広くいろんな作品に携われるのかな、と思ったら、僕はやる気しかなかったです。

原作は今までなかったような非現実的なテーマの作品だなと感じて、これを映像化するにはどうしたらいいんだろう?とスタッフとたくさんお話ししました。ファンの皆さんから「これは映像化無理でしょ」みたいな声もたくさんあったのですが、映像はとてもキレイに出来上がっていて、いざ放送が始まってみると、「あまりいやらしさを感じなかった」とか、「すごく映像がキレイで没頭しちゃった」など良い声がたくさんいただけたので良かったです。

川津:自分自身が不安というよりは、どうやって現実にこの描写をもっていくのかという不安と、やっぱりどんどん放送できる内容が厳しくなっているので、どこまでこれはできるんだろうな?というのはありました。
私は恋愛漫画か少しダークな感じの漫画を読むことが多いので、今回、性的描写がある漫画を初めて読んでみて、「おお!」というのが素直な感想でした(笑)。でも、物語の設定が斬新すぎて、率直に面白いなと思いましたし、結構過激なシーンがたくさんあったので、これはどこまで出来るんですかね?とマネージャーさんと話し合いました。

新條:原作漫画は自分が演じることを一旦考えずに読ませていただいたんですけど、作品としてすごく面白い漫画だなと率直に思いました。私は普段から漫画を読むのですが、今までになかった設定の世界観で、それぞれのキャラクターの個性もすごく出ているし、全員が違う考え方で面白いなと思いました。でも、いざ自分がこれを実際に演じるとなるとどうなるのか?と考えたときに、地上波とも聞いているし、私はウチュラ?と思って(笑)。最初は戸惑いが大きかったですね。
撮影も最初は不安なことや心配なことも結構ありましたけどが、それもどんどん解消されて、エロとエモの“エロエモ”を目指していると聞いていたんですけど、仕上がりを見て本当にそうなっていたなと思いました。

――やはり実写のほうがより生々しく感じられるような印象も受けたのですが、出来上がった映像を見て原作との差など感じましたか?

小宮:原作と大きく違っているところは、やはり比喩表現が多いかな、というのはありますね。それは仕方ないことなんですけど、監督も撮影に入る前にカメラテストをして全部NGをくらったと言っていて……。本来はもっと過激なものを作られる予定だったようで。例えば第1話の水道の蛇口から水がブシャーッと噴出する演出とか、そういう比喩表現を使ったところが多くて、それも面白おかしく見られるようになっているんじゃないかなと思います。生々しいというより、そちらのほうが今の時代に合っているのかなと思います。

川津:漫画のほうがわりと男性目線で、映像化したほうがはやっぱりももさん(西山さん)も居るおかげもあって女性も見やすいシーンを取り入れているのかなと思いました。

新條:原作がまだ完結していないというのもあるんですけど、途中まで忠実に再現されているなと思いました。それこそ地上波だから表現できない部分もありますけど、視聴者の皆さんに想像してもらう形で比喩などで表現しているというのは、テレビならでの面白さだなと感じました。

――演じる役柄の魅力を教えてください。

小宮:犬田光は父親の背中をずっと追いかけてきて、東大に入って目標であるセトリという職業に就こうと思っていたんですけど、後半になるに連れてセトリとは何なのか?とか、その法がある意味は何なのか?、思春期特有の悩みと自分の夢であるセトリへの想いがぶつかって、どんどんいろんな人に巻き込まれていろんな考えを持っていく。

キャラの魅力は、芯が強いところですかね。ずっとセトリになるという長年の夢を追い続けていて、結局、志場(鈴木康介)に連れられて行った「G-アンツ」でその目標や今の法のあり方への疑問とかどんどん流されていってしまう部分もあるんですけど、最終的にはやっぱり隣にいる人を守りたい、という愛の力を知れたおかげで、最後までセトリの人たちや法に対して立ち向かっていける姿勢を見せられたのかなと思います。

川津:水瀬は邪念のない小学生のような女の子だなと思いました。好きな人に対しては愛情に溢れていますし、視野も広い女の子なんですけど、犬田とか好きな人のことになるとムキになっちゃったり、強がりがもっと強く出てしまうのは、本当に純粋だからこそだったりだと思います。

新條:ウチュラの一番の魅力はやっぱりミステリアスさ。……だとは思うんですけど、最初はそれこそミステリアスに何を考えているかわからない、何がしたいのかわからない、という不思議なベールに包まれた女の子でした。物語が進むに連れて等身大の女の子の部分もわりと見えてくるんです。ちゃんと人に恋することもできるし、自分が抱えているものが大きかったり、そういう溜め込んでしまうところも、「あ、こんなにわかりやすい女の子だったんだな」とわかってくるところはすごく魅力的なんじゃないかなと思いますね。

――ウチュラのミステリアスさを出すために心掛けたところはありますか?

新條:品の良さ。ウチュラってあまり大きく動かない、動作に品があるんですよ。それはミステリアスな部分に繋がっているんじゃないかなと思っていて、そういう部分は意識しました。

――まだ原作が完結していない作品となりますが、ドラマはどんなクライマックスになるのか、見どころを教えてください。

スタッフ:一応ムラタコウジ先生なりの物語の終わらせ方をお聞きした上で、ドラマ版はアレンジしています。

新條:6話、7話あたりからドラマオリジナルの展開になっているんです。

川津:でも、ウチュラの行動にはウチュラなりの理由があったので、水瀬は最初から犬田のことが放っておけなくて追いかけてウチュラを敵対視しているけれど、「そういう過去があったんだね」と理解する部分もあるので、1人1人の過去だったり、想いが後半にかけてガラッと変わる気がします。

――3人で別荘に行く場面もありましたね。

新條:別荘のシーンで、水瀬とウチュラの関係が変わったのかなとすごく思うので、そこは2人の心情の変化を見ていただきたいですね。

川津:でも難しかったです。ちょっと距離が近づいたシーンの直後に、また敵対するシーンを撮ったりするので、結構お互いの気持ちに変化があるので難しかったですね。

――お互いの印象についてお伺いしたいのですが、小宮さんと新條さんは以前、1年以上共演されてきたこともあり、久々の共演はいかがでしたか?

新條:その後のエピソードも撮ったりしたので、一緒になるのは半年ぶりくらいだったんです。

小宮:そうなんです、めちゃくちゃ久しぶりだね!という感じでもなくて。

新條:良い意味で変わらないなとは思いました。でも、この作品を通しては、やっぱり男前な部分も見えたなと私はすごく思っています。

――小宮さんが結構攻めた作品に出演され続けるので、驚きも多くて。

小宮:すごく有難いことですよね。こうやって少しテーマや雰囲気の変わった作品にたくさん出させていただけるというのは、いろんな人と関わって行く上で自分の価値観だったり、お芝居の力や引き出しもどんどん増えてきているので良かったなと思います。

――ドラマ『永遠の昨日』で取材させていただいたときに、小宮璃央ではなく役柄に入り込んで演じることが出来たとおっしゃっていましたが、それが今作でも活かされていますか?

小宮:実際に前の作品を通して役になりきる、心からずっとその役柄で居るということが出来たので、本当に人として相手役の井上想良さんのことを好きになれたし、今回も水瀬を演じた川津さんとはドラマで共演することは初めてだったんですけど、犬田としてそうやって好きになれたからこそ良いシーンが撮れたのかなと思います。

――新條さんは小宮さんのそういったお芝居面での成長は感じられましたか?

新條:はい……(笑)!

川津:撮影中、当時を振り返った話をしていることが多くて。(新條さんが小宮さんに)「ほんと成長したねぇ」って親戚のおばあちゃんみたいにずっと言っていました(笑)。そんなに!?って。

小宮:そんなに最初は幼かったんだ、今じゃ考えられないねって(笑)。

新條:本当に彼はまだ演技をしたことがないところからのスタートだったので、笑うことができなくてNGが多いことがあったりしたんです。それを見ているからこそ、「すごい!!!すごい成長している!!!」と思って(笑)。

小宮:僕は最初、作り笑いが出来なかったんですよ。心から笑えなくて「アハハハハ(棒読み)」みたいなことが多かったから、そういう小さいことから変わっていきましたね(笑)。

――川津さんの印象はいかがですか?

小宮:川津ちゃんは笑いのツボが浅くて一生笑ってるんですよ。現場の雰囲気をすごく良くしてくれますし、お芝居面でも水瀬としてずっと居てくれるからこそお芝居しやすかったです。一緒に居るシーンが多かったのでとても助かりました。

――今回の写真撮影でもとても盛り上げてくださったので、ムードメーカー的なところがあるのかな、と。

川津:でも、現場では小宮くんがやっぱりムードメーカーでした。素が楽しいことが好きで前向きでポジティブという感じなので。元々ちゃんとご挨拶させていただいたときから、そんなに人見知りそうではなかったので、話しやすかったですし、小宮くんと由芽ちゃんの関係値も「久しぶりだね」という感じだったので入りやすかったです。

――では、ドラマを最終回まで楽しみにしてくださっている皆さんにメッセージをお願いします。

小宮:3人の関係性がどうなっていくのか、注意深く見ていただけるとラストまで楽しんでいただけると思いますので、ぜひ最後までよろしくお願いします!

――楽しみにしています、ありがとうございました!

[撮影:冨田 望]

ドラマ『アカイリンゴ』最終話はABCテレビ(関西)3月26日(日)深夜0時25分 放送、テレビ神奈川(関東)3月31日(金)深夜2時00分 放送。

最新話とスペシャルコンテンツをTVer、GYAO!にて無料配信中。


【PR】『アカイリンゴ』最終話・禁断の赤いリンゴ
https://youtu.be/O_3LvX32uBM


・【背信プレイ】ドラマ『アカイリンゴ』EP.9 冒頭5分公開!
https://youtu.be/gKxhn9qUsWo


・【性なる夜】ドラマ『アカイリンゴ』EP.8 冒頭5分公開!
https://youtu.be/sLYul5BrRUc

作品情報

ABCテレビ(関西)毎週日曜 深夜0:25 
テレビ神奈川(関東)毎週金曜 2:00
※ABCテレビでの放送後、TVer、GYAO!にて見逃し配信
※DMM TVにて独占配信

【キャスト&スタッフ】
出演 小宮璃央 川津明日香 新條由芽 鈴木康介 織田那奈 森咲智美 大久保桜子
池田匡志 田山由起 三輪ひとみ ・ 和田聰宏 飯田基祐
主題歌 きばやし「エデン」(JOYMU Records)
音楽 松室政哉
原作 ムラタコウジ『アカイリンゴ』(講談社「コミックDAYS」連載)
脚本 政池洋佑
監督 桑島憲司、今和紀、小野田浩子
インティマシーコーディネーター 西山ももこ
プロデューサー 矢内達也、島﨑敏樹(泉放送制作)
制作協力 泉放送制作
制作著作 ABC

※Otajoとガジェット通信は姉妹サイトです。



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