兵庫県西宮市にあるお寺『鷲林寺』(兵庫県西宮市鷲林寺町4-8)の住職が、境内の公衆トイレの利用者のマナーがあまりにも酷すぎるため、トイレの撤去を決定した。住職としては苦渋の決断のようだ。
一部のハイカーのマナーの悪さによるもの
住職・藤原栄善さんは自身の公式Twitterにて「一部のハイカーのマナーの悪さによるもの」とコメントし、数十年悩み続けた結果としている。長年にわたり、マナーの悪さに困っていたようだ。
<藤原栄善さんのTwitterコメント>
「残念ながら鷲林寺境内の公衆トイレは撤去することになり工事に入りました。一部のハイカーのマナーの悪さによるものです。数十年悩み続けた結果です。公衆トイレは滝行の脱衣所・瞑想室に生まれ変わります」
「お寺としてとても残念なのは〝公衆トイレが汚い〟とSNSに投稿されたこと。お寺にお参りに来られるのではなくハイキングの途中で用を足し汚して立ち去る。誰が残したものなのかわからないものを掃除をする残念な気持ち…お寺としては地域の為になればと思い努力し継続してきましたが…ごめんなさい」
残念ながら鷲林寺境内の公衆トイレは撤去することになり工事に入りました。一部のハイカーのマナーの悪さによるものです。数十年悩み続けた結果です。公衆トイレは滝行の脱衣所•瞑想室に生まれ変わります。 pic.twitter.com/TH47MAWRE6—藤原栄善 EIZEN FUJIWARA (@eizen_san) November 21, 2022
お寺としてとても残念なのは〝公衆トイレが汚い〟とSNSに投稿されたこと。お寺にお参りに来られるのではなくハイキングの途中で用を足し汚して立ち去る。誰が残したものなのかわからないものを掃除をする残念な気持ち…お寺としては地域の為になればと思い努力し継続してきましたが…ごめんなさい。—藤原栄善 EIZEN FUJIWARA (@eizen_san) November 22, 2022
数十年悩み続けた住職らの苦悩は計り知れない
お寺が善意で続けていたトイレの管理。「他人のことなんてどうでもいい」という考えの人が多いのか、汚して立ち去る無礼者が多かったようである。数十年悩み続けた住職らの苦悩は計り知れない。
汚してきた人たちは猛省すべき
住職には多数の人たちから励ましの声が寄せられており、インターネット上で注目を集めている。すでにトイレの工事が始まっているようなので、トイレとして復活することはないと思われる。
トイレを使わせてもらったにもかかわらず汚してきた人たちは猛省すべきだろう。
トイレ問題でこんなにたくさんの方々に同意を頂き感謝申し上げます。このトイレは当山の檀家さんが皆様の為にと御寄進いただいた真心籠ったトイレでした。綺麗に使っていただけないことを一番残念に思われながら二年前に亡くなられました。沢山の方々から同意を頂き一番喜んでおられることと思います。—藤原栄善 EIZEN FUJIWARA (@eizen_san) November 22, 2022
※冒頭画像は藤原栄善さんの公式Twitterより
(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)