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中国が台湾にブチ込んだミサイルで作った包丁を中国人に売る台湾の店に行ってみた


かつて中国が台湾にブチ込んだミサイル(弾)の数々。その多くが不発で、鉄の塊として地面に転がっていました。そのミサイルを有効活用できないかと考えた台湾人。

ミサイルを溶かし包丁を作ったら?

ミサイルの金属は良さげなもののようだ。ミサイルを溶かし包丁を作ったら良い包丁が作れるんじゃない? ということで実際に作ったところ「よく切れる」「刃こぼれしにくい」「丈夫だ」と大評判。

中国大陸に隣接した台湾の島・金門島

中国が台湾にブチ込んだミサイルで作った包丁を中国人に売る台湾の店が、中国大陸に隣接した台湾の島、金門島にあります。この島、台湾の軍事島としての姿を残しています。地下には秘密基地があります。

数千本の包丁が作れそう

そんな島にある包丁屋さんに行ってみたのですが、包丁の材料となるミサイルが山積み。これなら数千本の包丁が作れそうです。

店主によると、中国のミサイルに使われている鉄は良質なものが多いらしく、包丁も良いものが作れるのだという。

パンが良く切れる包丁も

実際に包丁を見せてもらうと、あらゆるタイプの包丁が確認できました。出刃包丁もあれば、果物ナイフ、野菜包丁、肉向け包丁、パンが良く切れる包丁もありましたよ。

あなたの国が撃ち込んだ鉄のおかげです

あまりにも切れ味とデキが良いため、中国からわざわざ買いに来る中国人もいるそうだ。中国人客から「とても良い包丁ですね」と言われた店主が「あなたの国が撃ち込んだ鉄のおかげです」的なジョークを言うこともあるらしい。極めて平和だ。ジョークだけで終わる日がいつまでも続くことを心から願う。

最初から包丁に使ってほしい鉄

実際に中国のミサイルで作った包丁を日本に持ち帰って調理してみたが、切れ味バツグン。職人の腕もあるだろうが、こんなにも良質な鉄ならばミサイルではなく、最初から包丁に使ってほしいものである。

数万円でも買う価値がある包丁

ちなみに、価格としては日本円で5000円ぐらいから数万円のものまで多数あるが、情勢や物価変動によって価格が大きく変わるかもしれない。しかし、数万円でも買う価値がある包丁なのは言うまでもない。

ちなみに金門島は酒がうまい島ともいわれており、名物の酒が台湾本土で大人気。もし金門島に行く機会があれば、飲んでみてはいかが?

(執筆者: クドウ@地球食べ歩き)

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