ノオミ・ラパスが主演・製作総指揮を務める、アイスランドが舞台のネイチャー・スリラー『LAMB/ラム』が9月23日より公開。本作のメインキャラクターが来日中だ。
山間の大自然のなかで暮らす羊飼いの夫婦が、羊が出産した“羊ではない何か”を見つけ、それを“アダ”と名付けて我が子のように育て始める――。禁断とも言える設定をリアリティをもって描き、第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で“Prize of Originality”を受賞した。
さて、来日しているのは本作に登場する“羊ではない何か”ことアダちゃんである。忙しいプロモーションの合間を縫って、アダちゃんがお忍びで動物園を訪れる様子がキャッチされた。
画像:劇中のアダちゃん
アダちゃんと動物園
※板橋こども動物園の許可を得て撮影しています
アダちゃんが訪れたのは、東京都板橋区の板橋こども動物園。お目当ては何かと思えば……羊である。園内のふれあい広場で自由に触れ合うことができるのだ。
アイスランドからはるばるやってきたアダちゃん、日本で暮らす羊に初めてのご対面。少し緊張しているようだが、仲良くなれるかな?
この日出迎えてくれた羊は、三姉妹のさつきちゃん、かえでちゃん、くぬぎちゃん。彼女たちは見たこともない不思議な子供に興味津々。自分たちとはどこか違うアダちゃんに臆することなく、気さくに話しかける様子が見受けられた。
画像:アダちゃんとさつきちゃん
羊たちのあたたかい歓迎のおかげで、すっかり打ち解けた様子。特にさつきちゃんとはかなりバイブスが合ったようである。会話の内容は解明できなかったが、さつきちゃんの穏やかな表情から察するに、家族のように可愛がってくれたのだろう。羊から産まれたアダちゃんは、羊たちを前に一体何を想っているのだろうか……。
最後は羊たちと記念写真。全員でカメラに向けてキメ顔を作ってくれた。
羊たちとの別れを名残惜しそうにしていたアダちゃん。映画の公開に向けて、まだしばらくは日本に滞在するとのことだ。たくさん思い出作ってね!
『LAMB/ラム』
9月23日(金・祝)新宿ピカデリーほか全国公開
配給:クロックワークス
提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ
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HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON