夏休みに入り、お盆に合わせて帰省のため高速道路を利用する人が増えることが予想されますが、バス運転士でYouTuberのかしけんさん(@Kashiken_N)がTwitterに「連休中の高速道路 ~上り坂編~」と題して片側2車線の図を公開。「地獄かな?」「これは渋滞不可避」という反応が多数集まっていました。
※参考記事 なぜか速度を変える車が迷惑!? 交通系YouTuber作「連休中の高速道路」の図に「あるある」「笑えない」の声続出
https://getnews.jp/archives/2149298 [リンク]
連休中の高速道路 ~上り坂編~ pic.twitter.com/vzWqEmht5E—かしけん (@Kashiken_N) August 1, 2022
この図では、追越車線の一定のアクセルしか踏まずに坂道で自然減速してしまう車が先頭で、その後ろにブレーキを踏む車が続出。走行車線には「なぜか上り坂でブレーキを踏んでしまう下手くそ」がいて、そのため後ろの車もブレーキを踏んでしまいます。
かしけんさんは、この図について簡潔に次のように説明しています。
この画像で何が言いたいかというと、つまり・ブレーキ踏ませる奴はもれなく下手くそ・自分が先頭なら上り坂ではアクセル踏め・追越車線を走り続けるな・混んでる上り坂では車線変更するなこれだけ—かしけん (@Kashiken_N) August 2, 2022
この画像で何が言いたいかというと、つまり
・ブレーキ踏ませる奴はもれなく下手くそ
・自分が先頭なら上り坂ではアクセル踏め
・追越車線を走り続けるな
・混んでる上り坂では車線変更するなこれだけ
この図で注目したいのは、「渋滞を吸収しようとしてあえてゆっくり走る聖人」の存在でしょう。かしけんさんの説明を要約すると次のようになります。
・渋滞の原因は混雑ではなく速度変化(特にブレーキ)。
・聖人はゆっくり走ってブレーキを踏まずに走り続ける。
・それにより、後続車がブレーキを踏まずに走れる環境を作る。
・「聖人」が一台いるだけで効果がある。
・「聖人」は複数台いると効果が高まり、5〜6台で数kmの渋滞が解消できる。
「この図を拡散させ、『聖人』を増やしてこれから訪れる連休で少しでも渋滞を軽減させたいと考えてツイートしました」というかしけんさん。「車間を広めに取るドライバーは3〜40台に1台くらいはいますが、『聖人』のように全く踏まない人となると本当にごく少数、多くても数100台〜数1000台に1台くらいの割合だと思います」と実感を述べつつ、「様々な渋滞の映像や画像を探しても極端に車間を空けてる車はほとんど見当たりませんし、もし『聖人』がたくさん走っていれば渋滞はすぐに解消されてしまうはずです」といいます。
「下手くそしかいなくて笑う」「車間取れていれば平坦でもブレーキを踏むことはほぼない」といった反応のほか、「お盆には下手くそが大量で地獄」との声も上がっていたこのツイート。かしけんさんは「返信や引用から『聖人』を実際に実践している人や、実践はできないけど『聖人』に理解のある人が思った以上に大勢いる事に、正直驚いています。まだまだ捨てたもんじゃないなと思いました」と話してくれました。
かしけんさんによると、「文章だけでは伝わりづらいので、『聖人』の実践方法は後日に別の画像で投稿したいと考えてます」とのこと。運転が上手くなりたいという人や、渋滞がなぜ起こるのか知りたい人はチェックしたいところです。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/Kashiken_N [リンク]