いつ発生してもおかしくない巨大地震や、これからの季節に注意したい台風やゲリラ豪雨などの災害リスクに対して、「電源の確保」を可能にするポータブル電源に注目が集まっています。
災害・停電時の対策の一環としてポータブル電源の普及・啓発をおこなうBLUETTI JAPANは、この度、BLUETTI(ブルーティ)ブランドのポータブル電源4製品で「防災製品等推奨品」の認証を取得したことを発表しました。
「防災製品等推奨品」とは
「防災製品等推奨品」は、消防・防災・災害医療などの分野から専門的な有識者により構成された「防災製品等推奨審査会」が検討・審査し、推奨認定されると製品に「防災製品等推奨品マーク」の掲示が認められるというもの。
BLUETTIのポータブル電源は、厳しい品質基準を設けて安全性と安定性を最優先とする設計思想の下で開発され、今回4つの製品(EB3A、EB55、EB70、AC200MAX)において、この「防災製品等推奨品」の認証を取得しました。
防災アドバイザーに聞く、災害・停電時の電源対策
「いつでもどこにでも大地震が発生する可能性のある日本ですが、3月に福島県沖で発生した最大震度6強の大地震をはじめ、直近で震度4を超える地震が全国で続いています。地震大国日本、改めてこの瞬間を含め大地震はいつやってきてもおかしくない、と考えた事前対策が必要です」と話すのは、備え・防災アドバイザーの高荷智也さん。
「従来の防災対策では電気を溜めるというのは難しく、防災備蓄における課題でありました。ポータブル電源があることで電力そのものを溜めて非常時に使えるようになったというところが、防災対策を根本的に変えた進歩であると言えます。ポータブル電源が非常時にも平時の生活を継続できるように変えてくれたアイテムであり、新しい防災の在り方として、普及していくとよいなと感じています」と、災害・停電時におけるポータブル電源の重要性を説明。
また、非常時への備えとして、「最近の考え方として非常時だけでなく、日常でもどんどん使う“フェーズフリー”というような、日常で使っているモノを非常時にも使うという考え方が広がっています。そうすることで費用を節約しつつ、非常時に使い方が分からないなどのリスクは軽減されます」と、ポータブル電源に限らず防災用品をまず一度日常生活で使ってみる、非常食などであれば一度は食べてみることを推奨しています。
ポータブル電源を所有する人も、これから購入を検討している人も、「最大限の備え」を万全にする防災対策の一環として取り入れてみてはいかがでしょうか。