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生肉食いながら立ち飲みできる肉屋が最高すぎる件


一人でも楽しい、二人でも楽しい、それが立ち飲み。黙々と目の前にあるツマミを食いながらグビグビと酒を飲む幸せ。店と客が一体化。無駄に気を使わず、そこにいる人それぞれが好きなことを思い、好きなもの飲み食いする。

肉屋の立ち飲み

そんな立ち飲み屋が大好きすぎて、出歩くたびに「ネットで評判の店」ではなく立ち飲み屋を探してしまう筆者なのですが、なかでも特に好きなのが『肉のまえかわ』(東京都品川区東大井5-2-9)。立ち飲み好きの間では「肉屋の立ち飲み」「肉屋の角打ち」とも呼ばれていて、ここで食べられるささみ刺(260円)は唯一無二のおいしさだと確信しています。

立ち飲み屋『肉のまえかわ』

東京都のJR大井町駅から徒歩1~2分ほどの場所にある『肉のまえかわ』。室外にも立ち飲みスペースはあるのですが、室内のドアはいつも解放されていて、外にいようと中にいようと冬は寒く、夏は暑い。厳しい外気温から逃れられないので、冬は厚着をして出向きたいところ。

黙々と飲み食い

店内には肉屋ならではの冷蔵ショーケースがドドーンと設置されています。あとはテーブルが置かれているだけなので、客ひとりひとりが空いているテーブルに酒とツマミを持って移動し、黙々と飲み食いします。

ささみ刺が名物

冷蔵ショーケースの向こう側にいる店員さんにオーダー。冷蔵ショーケースには名物ともいえるささみ刺が。皿に盛られた状態で陳列されていて、在庫がなくなると新たにささみをカットして冷蔵ショーケースに陳列してくれます。

味付けはニンニクかショウガ

このささみ刺、ほどよく柔らかくてコクがあり、すこぶる熱燗に合います。夏はビールとささみ刺。たまりません。ニンニクとショウガ、どちらの味にするか聞かれるので、いつも2皿オーダーし、ニンニクとショウガの双方を同時に食べています。

何を食べても激安でおいしい

名物はささみ刺ですが、チャーシュー(310円)、メンチカツ(140円)、ウインナー串(200円)、サラダ(100円)など、カキフライ(90円)、ポテトコロッケ(90円)、カレーコロッケ(90円)などもあります。ちなみにこの店で一番高額なフードは和牛ローストビーフ&タタキ(670円)です。

酒はコップ酒(270円)、酎ハイ(300円)、レモンサワー(250円)、角ハイボール(380円)、梅酒ロック(240円)などなど他多数。缶ビールや発泡酒もありますよ。

店内調理の惣菜が食べられる

肉屋って、揚げ物や肉加工食品などの惣菜を売っていることがあるじゃあないですか。この『肉のまえかわ』も「肉屋の立ち飲み」と言われるだけあって、店内調理の惣菜が食べられる点が素晴らしく良き。ツマミが缶詰や乾物だけの立ち飲み屋さんもステキですが、『肉のまえかわ』が好きな点はそこです。

焼鳥もあるのよ

もうひとつ『肉のまえかわ』が最強との立ち飲み屋といえるポイントがあります。冷蔵ショーケースの横には焼鳥を焼くスペースがあり、そこで焼鳥を焼いてくれるのです。

もちろん、オーダーを受けてから焼くので焼きたてが堪能できます。しかもうまい。さすが「肉屋の立ち飲み」。ここに住みたい。そう思わせるほど最高の空間です。

店名: 肉のまえかわ
住所: 東京都品川区東大井5-2-9

(執筆者: クドウ@食べ歩き)

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