『カムカムエヴリバディ』もラストまで残り54日、2か月を切った。現在、時代劇がめっぽう好きな3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)が登場。舞台もこれから「条映太秦映画村」を中心に進んでいくものと思われる。
中には「朝ドラ史上最高傑作」と言うファンもいるほどだが、それはひとえに脚本家・藤本有紀氏の筆致によるものが大きい。全ての登場人物が活き活きと描かれているとこと、3世代を取り扱うということで、最短ルートで各ヒロインの人生を切り取れるテンポの良さ、そして何と言っても“コネタ”や“伏線”が、毎回のように忍ばせてあることなどが人気の秘密と言えよう。
だがその中でも“未回収”、“未解決”の話もある。例えば、いきなりトランペットだけ吹けなくなって久しい錠一郎(オダギリジョー)の“病状”。結局、それがどういう症状なのか今もって分かっていない。
2日放送の第65話では、そんな錠一郎が手帳に五線譜を引き、音符らしきものを書き留めているシーンもあった。これを見た視聴者は、彼が音楽の道に戻る兆しを見出していたのだが……。あれから物語的には10年経過しているが、朗報は未だに届かない。
気になると言えば、風間俊介が演じていた片桐は今、どうしているのだろうか。るい(深津絵里)が大阪時代に働いていたクリーニング店で出会った弁護士の卵だ。藤本作品のことだから、ひょっこり、るいの前に現われてキーパーソンにでもなるのかと思いきや、消息はつかめてない。
もちろん、るいと断絶状態にある安子(上白石萌音)、そしてともにアメリカへ渡ったロバート(村雨辰剛)との“決着”もついていない。この母子は何とか最後に雪解けしてほしいものだが……。
それで言えば、幼少期のひなた(新津ちせ)の前にやってきたビリー少年とは何だったのだろうか? 『カムカム』のメインテーマである英語に話を戻すための“仕掛け”に過ぎなかったのだろうか。
その中で多くの視聴者の憶測を呼んだのが、ビリーと一緒にいた男性。彼が父親ではなく「ビリーの叔父」という設定に違和感を覚えた者も少なくないだろう。深読みする視聴者は、ビリーが成人したときの配役が、ナレーターの城田優ではないかと想像をたくましくさせる人もいる。
“深読み”といえば、視聴者も藤本氏ばりに物語を楽しんでいる。
るいにとって大切な人には、みんな〝一〟が付いている。「定一」「錠一郎」「一子」。じゃぁ『安子』は?って考えたら、やっぱり『一』だった。アン、ドゥー、トロワ。 #カムカム#カムカムエブリバディ—てるぼ (@terubo9999) January 30, 2022
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るいにとって大切な人には、みんな〝一〟が付いている。
「定一」「錠一郎」「一子」。
じゃぁ『安子』は?って考えたら、やっぱり『一』だった。アン、ドゥー、トロワ。
再掲#安子 = 餡子#雉真るい = 生地丸い安子+雉真るい = 餡子+生地丸い = #回転焼 あるいは御座候#カムカム#カムカムエヴリバディ—Yuichi (@Iloveseaview) February 5, 2022
https://twitter.com/Iloveseaview/status/1489966451645501441
#安子 = 餡子
#雉真るい = 生地丸い
安子+雉真るい = 餡子+生地丸い = #回転焼 あるいは御座候
岡山スタートで、雉真(キジ)とか黍之丞(黍きび団子)とか、ふむふむ面白いなぁ….ってほっこり見てたんだけど弟の名前ぇぇ!!!まんまやんかー!!! #カムカムエヴリバデイ#カムカム#桃太郎—あや (@aya_Unreal) February 11, 2022
https://twitter.com/aya_Unreal/status/1491967215079288836
岡山スタートで、雉真(キジ)とか黍之丞(黍きび団子)とか、ふむふむ面白いなぁ….ってほっこり見てたんだけど弟の名前ぇぇ!!!まんまやんかー!!!
#カムカムエヴリバデイ #カムカム #桃太郎
と、様々な考察が白熱している。いずれにしても、当面気になるのは、ひなたと本郷奏多演じる“無愛想な客”との今後だろう。楽しみでならない。
(執筆者: genkanaketara)