ペヤングといえば人気のカップ焼きそばのひとつ。最近は少しネタに走りすぎているような気もしますが、それでも定番の「ペヤングソースやきそば」を食べるとやっぱり安定感抜群のおいしさなんですよね。
そしてペヤングの魅力といえばアレンジ適性が高いこと。主張が強すぎないソースと麺、そしてピリッと味を引き締めるスパイスによる味付けは何をちょい足ししても違和感なくマッチ。いろいろなアレンジを試すたびにペヤングの懐の深さを感じさせられます。
というわけで、今回は2021年の冬にぴったりなペヤングのアレンジを紹介します。
チーズフォンデュをぶっかけても激ウマだった!
今回試してみたのは市販のチーズフォンデュセット。こちらを温めてペヤングにぶっかけてみたら幸せいっぱいな味に仕上がったのでご報告させてください。
市販のチーズフォンデュセットは容器とチーズソースがセットになっているので、専用の鍋などがなくてもレンチン一発でOK。簡単に用意することができるので、温めたらペヤングに豪快にぶっかけてしまいましょう。
うわあああああああああああっ!! 一瞬にしてペヤングがチーズの海で真っ白に。チーズ好きにはたまらない光景。雪で白くなった冬景色のようにも見えて、俄然テンションが上がってきます。
早速チーズソースをどっぷりと麺に絡めて食べてみると、どっぷりネットリしすぎていて麺をツルツルっとすすることはできなくなってしまっていますが、これがもうバカみたいなウマさ!
これがただのチーズだったらしょっぱくなりすぎてしまうと思うんですけど、チーズフォンデュはチーズをワインなどで煮込んで味を作っているので味に深みがあるんですよね。不思議とやりすぎ感はないまま口の中がいい具合にチーズで満たされていきます。脳内が多幸感でいっぱいになること必至。まるで天にも昇る心地だ!
しかも、それだけチーズが存在感を発揮したあとでも、ペヤングのソースの味が最後にフワッと抜けていく感じがまた素敵。大量のチーズの中でもペヤングソースは死なず、最後のアクセントとして味を引き立ててくれます。なんというかもう、最高に贅沢なペヤングですね!
チーズの美味しさを目一杯堪能できるので、カップ焼きそばなのにワインと合わせたくなること間違いなし。今年は11月18日に解禁されるボジョレーヌーボーのパートナーとして抜擢するのもアリなのではないでしょうか。もちろん本来チーズフォンデュに使用する温野菜などをたっぷりトッピングし、じっくりと味わうのも最高ですよ。
ちなみ、市販のチーズフォンデュセットは2~4人前で販売されていることが多いです。全量ぶっかけてしまうと塩分のとりすぎなども心配になってしまうので、内容量を確認したうえで家族みんなで試すか、少しずつぶっかけながら試すのが賢明でしょう。その点だけご留意のうえお試しください。
(執筆者: ノジーマ)