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『あの夏のルカ』ジブリ大好きピクサー監督が取り入れたリスペクト「宮崎駿監督にならって水彩画で絵コンテを」


『トイ・ストーリー』の“おもちゃたちの秘密と友情”、『モンスターズ・インク』の“モンスターたちの 秘密と友情”、『リメンバー・ミー』の“家族の秘密と絆”など、数々の驚きと感動的な物語を観 客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。最新作は、イタリアの美しい港町ポルトロッソを舞台に“最高の夏”を描く『あの夏のルカ』(6月18日(金)よりディズニープラスで 独占配信開始)。

本作の監督を務めるエンリコ・カサローザは、かねてよりスタジオジブリの宮崎駿監督ファンを公言していて、そのあふれるリスペクトから宮崎監督の絵コンテを水彩画で描く手法を取り入れて制作した短編アニメーション『月と少年』で、第84回アカデミー賞短編アニメーション賞にノミネート。そして初の長編監督作となる本作でも水彩画を用いて制作されたといい、これまでのピクサーとは一味違う“漫画っぽく、完全ではない、誰かが手描きで描いたような”タッチで、カサローザ監督が思い 描く詩的で美しい世界を描き上げたことを明かしています。

カサローザ監督は2002年にピクサーに入社して以来、アカデミー賞受賞作品『カールじいさんの空飛ぶ家』や『リメンバー・ミー』をはじめとする様々な作品に参加し、短編アニメーション『月と少年』で監督デビュー。イタリア出身のカサローザ監督は子供のころにテレビから流れる『未来少年コナン』と出会って以来、宮崎駿監督の大ファンなのだそう。

自身にとって最も重要な作品にイタリアを舞台にした『紅の豚』を挙げており、初めて自身が描いたコミックは『紅の豚』の“空飛ぶ豚”に影響を受けて“空飛ぶネコ”を主人公にしたなど、宮崎監督へのリスペクトにあふれるカサローザ監督。宮崎監督が水彩画を用いて『崖の上のポニョ』の絵コンテを作ったエピソードを知り、本来アメリカでは絵コンテをチームで制作しているところを、宮崎監督にならってカサローザ監督は『月と少年』の絵コンテを自分一人の手で水彩画で描き上げ、それをもとに制作された短編アニメーション『月と少年』はアカデミー賞短編 アニメーション賞へのノミネートを果たしました。

この宮崎監督へのあふれるリスペクトから取り入れられたエンリコの水彩画を用いる手法は本作でも取り入れられたといい、プロデューサーのアンドレア・ウォーレンは「この作品はカサローザ監督の水彩画からインスピレーシ ョンを受けています。キャラクターは特に彼の描いた水彩画に近い仕上がりです。細かいディティールを取り去ることで、キャラクターやイタリアの町が詩的になるんです」と、カサローザ監督が描いた水彩画によって、夏の北イタリアのきらめく空気や主人公ルカたちの <ひと夏の奇跡>を際立たせる美しい風景を作り上げたことを明かしています。

宮崎監督へのリスペクトから『月と少年』を水彩画から作り上げたことは、世界初の長編フル3DCG アニメーション『トイ・ストーリー』を世に送り出し世界中を驚かせ、アニメーションの歴史を塗り替えたピクサーにとって斬新なことだったという。当時は周囲の人に驚かれるばかりだったと語ったカサローザ監督は、「ここはピクサー。僕らはすばらしいツールやテクノロジーを持っています。2Dの手法やピクサーの 3D テクノロジーが合わさることで、もっとスペシャルなものを作ることができると私は思っています」と、ピクサーから生まれる新たな映像表現に自信を見せました。

絶対に人に知られてはいけない秘密を抱えたシー・モンスターの少年ルカを主人公に、<海の世界>と<人間の世界>の二つ の世界を舞台に、ルカと親友アルベルトが経験する<忘れられない夏>を描く本作。監督が「子どもの頃に自分とは全く違う世 界に住む少年と夏に出会ったんだ。その夏の思い出から、少年が大人へと成長する物語を作りたいと思ったんだ」と明かすよう に、自身の経験からインスピレーションを受け、大人の心をも揺さぶる物語となっているディズニー&ピクサーの最新作『あの夏のルカ』は6月18日(金)よりディズニープラスで独占配信開始です!

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