2021年3月8日に公開されて累計興収74億2624万3700円、累計動員484万8041人を記録する大ヒットとなっている庵野秀明総監督『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』ですが、劇中のサードインパクト風の写真がTwitterに投稿されて話題となっています。
明日、庵野監督の舞台挨拶のライビュを見に行くのでテンション上がって撮りました😂
枠なしもどうぞ! pic.twitter.com/TnMNmvJeN8
—Arata (@arata_kid) April 10, 2021
InstagramやTwitterに映画風の写真を投稿しているArataさん(@arata_kid)が片瀬西浜海岸で撮影したという画像。波打際が赤く染まっており、なんだか『エヴァ』の世界に入り込んだような感覚になるので不思議です。ファンならば、碇シンジ君たち登場人物の心象を追体験できるかも?
暗記シート一つでどこでも手軽にサードインパクト!
(シンジ君同様、周囲から痛い目で見られる点に注意!) pic.twitter.com/XTes7003AZ
—Arata (@arata_kid) April 11, 2021
この写真、実は赤透明の暗記シートをレンズにかざすだけで撮影したとのこと。Arataさんは「小学生の頃、赤い下敷きや3Dメガネなどで遊んでいた記憶から、“暗記シートをカメラにかざせば赤くなるじゃん!”と思いつき、やってみたら想像以上にサードインパクトでした。ほんと、なんてことない発想なんです(笑)」といいます。さらに、「『エヴァンゲリオン』自体、漫画版、アニメ版、旧劇場版まで見るほどかねてからファンだったこともあって写真活動や表現にもいつも大きな影響を受けています」と明かし、「『エヴァQ』の頃からコア化した赤い大地は出てきてきましたが、今回『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が公開されて改めて青い空と赤い大地のコントラストがとても美しくて、どうにか再現したいなぁと思っていました」と話します。
「まさに『エヴァ』の呪縛に囚われたオタクで(笑)、庵野監督の作品が本当に好き」と自身について話すArataさんに『シン・エヴァ』について尋ねると、「延期に延期を重ねてついに公開されましたが、初日に観に行きました。いろいろ言いたいことやシリーズ25年間のさまざまな思いがありますが、個人的にはすごく納得のいく終わり方でした。広げまくった風呂敷をよくこんなに綺麗に畳んだなと”ありがとう、庵野監督”の思いでいっぱいです。でも、個人的にはまだまだしばらく“さらば、全てのエヴァンゲリオン”とはいかなさそうです(笑)」とアツく語ってくれました。
「どこでもサードインパクトじゃん!」「聖地巡礼には必須」といった声のほか、「やったことある!」という反応も多数上がっていた暗記シート利用の『エヴァ』風写真。Arataさんは「本当に下らない思い付きからのツイートだったので、ここまで伸びるとは思いもよらず、ただただ驚いています。もしこのツイートが『エヴァンゲリオン』の盛り上がりに少しでも役立っていたら嬉しいです。聖地巡礼される際は皆さんも暗記シートを持っていって目の前にかざしてみてください(笑)」とメッセージを寄せてくれました。普段の風景が簡単に違った印象になるという意味でも、やってみる価値はあるのではないでしょうか。
※画像はTwitterより
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